第 757 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和4年8月7日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
757-01 新涼やグーチョキパーで作る季語 -
757-02 空つぽの水筒振つてゐる晩夏 亜紀 1 ヤチ代
757-03 秋暑し先行予約整理券 越冬こあら 2 こひつじ・順之介
757-04 夜店はや好みの皿と出合いけり 泥亀 2 越冬こあら・順之介
757-05 炎天や自転車泥棒許すまじ ゐてふ 1 順之介
757-06 百日草スーツケースは五泊用 ヤチ代 3 クリトン・越冬こあら・未貴
757-07 「また来年」手を振り海の家畳む ゐてふ 1 らくだ
757-08 電柱の影も短き夏の昼 クリトン 3 ゐてふ・亜紀・未貴
757-09 憚らず腿まで捲る半ズボン -
757-10 期限切れクーポン捨てる夜の秋 -
757-11 「キュルキュルー」四十五度に大花火 -
757-12 消しゴムの角の溶けゆく夏休み 泥亀 3 ゐてふ・らくだ・亜紀
757-13 バスに乗る若き僧侶の単足袋 未貴 1 らくだ
757-14 聞き返す二人の会話蝉しぐれ クリトン 2 ヤチ代・亜紀
757-15 黙祷にめまいを覚ゆ原爆忌 こひつじ 2 泥亀・未貴
757-16 洋間には遠くに聞こゆ同じ蝉 順之介 1 ゐてふ
757-17 夏祭近づいて来る鈴の音 亜紀 1 泥亀
757-18 焦げ付きの残りを剥がす夏夕べ 未貴 1 ヤチ代
757-19 ハンカチを伸ばす余熱の冷めるまで 順之介 4 ゐてふ・こひつじ・らくだ・泥亀
757-20 早秋やほつれそそけし栞紐 越冬こあら 1 未貴
757-21 心太一方的に話しけり 亜紀 1 泥亀
757-22 つまづきの多き齢の炎暑かな 順之介 2 クリトン・ヤチ代
757-23 モスクワもキーウも同じ天の川 こひつじ 2 ゐてふ・越冬こあら
757-24 炎天やミミズ干からび命消ゆ -
757-25 合歓の花脚立を畳む音響く ヤチ代 4 こひつじ・らくだ・越冬こあら・亜紀
757-26 踊り場に二枚散ったる蝉の羽根 未貴 3 クリトン・越冬こあら・順之介
757-27 猛暑日の矮鶏の卵が滑り落つ ヤチ代 2 こひつじ・泥亀
757-28 つばめの子踏みつけあって羽伸ばす らくだ 1 クリトン
757-29 一匹のはぐれ蛍とすれ違う 泥亀 2 クリトン・こひつじ
757-30 白南風や坂下るとき飛べそうな らくだ 4 順之介・ヤチ代・亜紀・未貴
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