第 759 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和4年9月4日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
759-01 目の前に落ちてきし蝉天仰ぐ クリトン 1 泥亀
759-02 黄金の薄の揺れる賤ヶ岳 泥亀 1 未貴
759-03 幸運の色は何色梨を剥く ヤチ代 5 らくだ・亜紀・未貴・越冬こあら・ゐてふ
759-04 宵闇の宅配バイク擦れ違ふ -
759-05 香り良き石鹸を買ふ夢二の忌 順之介 7 ヤチ代・こひつじ・らくだ・亜紀・泥亀・越冬こあら・ゐてふ
759-06 夕かなかな付箋をひらく料理本 亜紀 3 こひつじ・らくだ・順之介
759-07 秋暑しティッシュまみれの洗濯機 こひつじ 1 ヤチ代
759-08 沈黙の喧嘩二日目ちちろ鳴く こひつじ 4 らくだ・未貴・クリトン・越冬こあら
759-09 いらえなき空へひよどり鳴き止まず -
759-10 山村の灯は落ち始め虫すだく -
759-11 秋の空金管楽器高らかに -
759-12 縁側に黒飴ふふむ秋気かな 未貴 2 泥亀・越冬こあら
759-13 秋涼し鞄の一書取り出せば -
759-14 草の香や昔の唄はハ長調 越冬こあら 2 こひつじ・亜紀
759-15 八月の暦はつきりぼやけ来る -
759-16 小魚の飛びし残像秋の川 -
759-17 風情など知らぬちちろの大音量 らくだ 3 クリトン・越冬こあら・ゐてふ
759-18 秋空や耳に与える半日休 越冬こあら 2 未貴・ゐてふ
759-19 出勤の服に迷える秋の朝 -
759-20 蟋蟀と夢で協奏バイオリン -
759-21 幸いはあたため酒を呑む宵や -
759-22 秋声や妻には妻の幸福論 越冬こあら 4 ヤチ代・こひつじ・順之介・泥亀
759-23 風に揺れじゃれ合っている花すすき クリトン 1 泥亀
759-24 新涼や寝息の徐々にいびきめく 順之介 4 ヤチ代・亜紀・未貴・クリトン
759-25 迎え火の燃えつき闇の余韻かな 泥亀 1 クリトン
759-26 休暇明け電車一本見送りぬ ゐてふ 1 順之介
759-27 ジャズライブ余韻の耳を虫時雨 ヤチ代 1 クリトン
759-28 秋の宵ラップの端を探しをり こひつじ 1 ヤチ代
759-29 無作法を楽しんでいる阿波踊 泥亀 1 順之介
759-30 つくつくし澄みゆく過去に君がゐる 未貴 5 こひつじ・らくだ・順之介・亜紀・ゐてふ
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