十七茶

らくだ選

天皇賞秋喝采を浴ぶ栗毛

庭で切る母の髪の毛色鳥来

神域の高き階段紅葉燃ゆ

新蕎麦のずずずの音の幸福感

とろろ汁化粧直しのシャネルかな

以上
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天皇賞秋喝采を浴ぶ栗毛
開句を見た時、予言か！と思いましたが＾＾；（日曜日が天皇賞秋当日）
ネットにはいろんなデータがあるもので、天皇賞秋優勝馬毛色、というデータを見つけました＾＾；
なんと、栗毛が最後に勝ったのは2006年のダイワメジャーでした。（よく覚えていない＾＾；
有名どころでは2000年のテイエムオペラオーかな。
まぁ、喝采を浴びているのが優勝馬とは限らないんですけど。
ともあれ、競馬ネタに思わず飛びついてしまいました＾＾；

庭で切る母の髪の毛色鳥来
静かな秋の午後の日差しを感じます。
澄んだ空気の中、小鳥の声がして。とても穏やかな景ですね。

神域の高き階段紅葉燃ゆ
社殿まで、かなりの階段を上る、その途中の紅葉の赤。
神域という言葉は荘厳なイメージですが、
この句では、何人かで連れ立って話しながら上る、ちょっと賑やかな景を連想しました。

新蕎麦のずずずの音の幸福感
うふふ、蕎麦はそれでいいのです。
いい香りがしてるんだろうなぁ。

とろろ汁化粧直しのシャネルかな
シャネラーもとろろ汁大好き、いいですね。
でもしっかり、お直ししてから出る＾＾；さすが。

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