選句します 投稿者:らくだ 投稿日:2026/04/06(Mon) 23:41 No.27587
らくだ 選
白藤や箒のすじの残る庭
藤棚にジャンプの指の触れしかな
春愁や今度またねと生返事
移りゆくよしなし事や別れ霜
藤咲いて展望台はむらさきに
以上 --------------------------------------
白藤や箒のすじの残る庭 枯山水とも考えましたが、あまり花木のイメージがないので、お寺などの庭をイメージしました。 観光などで人が来る前提のお寺など、庭の手入れも季節ごとに大変と思います。 落ち葉や花びらなどを全部掃き取る場合もあれば、風情として残すものもありかと。
藤棚にジャンプの指の触れしかな 花房が垂れていると、触りたがるのが子ども。 無邪気で明るい景。
春愁や今度またねと生返事 生返事ですか、なるほど。上手い。 ちょっと毛色の変わった春愁句と思います。
移りゆくよしなし事や別れ霜 よしなしごとだから移りゆくのも道理。 別れ霜との取り合わせで、無聊感というか軽い気鬱のようなものを感じました。
藤咲いて展望台はむらさきに 花の季節は賑わうんでしょうね。 展望台ということは、藤棚ではなく、周囲に天然の藤の木があって 展望台を囲むように満開、というようなイメージでした。 それとも、観光名所として藤棚が整えられているのかな。 どちらの景でも、むらさきになるほどの藤はみごとと思います。
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