第 475 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成23年10月16日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
475-01 秋の宵六腑にしみるタイカレー 順之介 1 越冬こあら
475-02 残菊を嗅ぎたる犬の綱を引く 中ちゃん 1
475-03 銀杏の強き匂ひの鎮守かな -
475-04 婆あさんが好きだつたよな零余子飯 -
475-05 椋鳥と同じ日差しに水使ふ -
475-06 秋霖や鉄塔山を越えゆけり 3 中ちゃん・五穀米・順之介
475-07 神宮の茶店は閉ぢて柿紅葉 -
475-08 秋夕焼けふを終へたる吐息かな 亜紀 4 中ちゃん・泥亀・五穀米・紫土
475-09 見るための魚買ひたる秋うらら 紫土 3 未貴・越冬こあら・亜紀
475-10 最後まで名は無き猫よ秋夕焼 順之介 2 早香・紫土
475-11 寄せ集めのメンバーですが文化の日 五穀米 5 流・早香・こひつじ・順之介・越冬こあら
475-12 大鍋の中の諍ひ芋煮会 泥亀 2 流・紫土
475-13 鳥声の頭上にありぬ柿赤し -
475-14 赤のまま母親叱る齢となり 越冬こあら 4 中ちゃん・未貴・こひつじ・紫土
475-15 秋惜むコナ珈琲を薄く淹れ 越冬こあら 3 流・こひつじ・順之介
475-16 空っぽの胃袋雨月帰り道 越冬こあら 1 五穀米
475-17 あをぞらのすみつこにゐて秋海棠 紫土 4 未貴・泥亀・五穀米・亜紀
475-18 指折って月火水木金木犀 -
475-19 龍淵に潜む上野の種々雑多 -
475-20 野分あと覗く生簀の生臭き -
475-21 優先席が空くも座らず体育の日 こひつじ 1 順之介
475-22 十月は易しき曲で過すべし 五穀米 4 中ちゃん・早香・越冬こあら・亜紀
475-23 トラックに追い立てられし落葉かな こひつじ 2 流・泥亀
475-24 空腹は不機嫌のもと今年米 こひつじ 1 早香
475-25 眼鏡とり伸びして終わる秋の午後 2 未貴・順之介
475-26 冬めいて男ごころはストレート 五穀米 2 泥亀・越冬こあら
475-27 秋なすび母の一語に芯通り 未貴 2 早香・亜紀
475-28 脱穀もクラスメートと先生と -
475-29 垣根からオレンジ色は柿の木へ -
475-30 菊人形あうんの像の響き合ふ 泥亀 1 亜紀
475-31 やがてこの月の満ちゆく山河かな 亜紀 4 中ちゃん・未貴・五穀米・こひつじ
475-32 空缶のつぶれる音や秋の暮 亜紀 3 泥亀・こひつじ・紫土
475-33 虫の声夜毎に細り手酌酒 -
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