第 474 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成23年10月2日
兼題:「椋鳥」(むくどり)、「菊膾」(きくなます)、「招」 ※「招」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
474-01 秋桜を添へて母への招待状 紫土 5 亜紀・泥亀・順之介・越冬こあら・クリトン
474-02 菊膾唇厚き友と酒 越冬こあら 3 中ちゃん・順之介・紫土
474-03 招待券の地図をまた見て秋日和 順之介 2 早香・中ちゃん
474-04 菊膾味はふ有給休暇かな 亜紀 2 五穀米・順之介
474-05 栗飯や招致話に興味なく こひつじ 1 五穀米
474-06 理由なき定休日なり椋鳥渡る 亜紀 2 未貴・紫土
474-07 神招神在月の宴へと -
474-08 ツンと来る匂いも口へ菊膾 -
474-09 よく食べる娘の婿や菊膾 こひつじ 4 亜紀・中ちゃん・紫土・クリトン
474-10 招き猫に招かれてゐる秋の昼 亜紀 1 こひつじ
474-11 ひとしきり鳴いて椋鳥渡りけり 紫土 2 未貴・五穀米
474-12 椋鳥を背中に聞いて散歩終え -
474-13 色変へぬ松のかたはら手招きす 未貴 3 早香・泥亀・紫土
474-14 子と孫に招かれ鮎を食ふ宴に -
474-15 一本の塊となる白頭翁 泥亀 1 クリトン
474-16 椋鳥の声に現が夢の中 早香 1 順之介
474-17 適任の招集係り運動会 泥亀 2 こひつじ・越冬こあら
474-18 ひと食ひの鬼を招いて温め酒 五穀米 2 未貴・越冬こあら
474-19 みちのくの空を想ふや菊膾 未貴 2 早香・こひつじ
474-20 夕暮れを急ぐ電車よ椋鳥の群れ 順之介 3 早香・こひつじ・中ちゃん
474-21 おかはりはいかがと聞かる菊膾 -
474-22 菊膾ひとりで酔へぬをとこかな 五穀米 5 亜紀・泥亀・順之介・越冬こあら・クリトン
474-23 椋鳥が下りせっかちな夕支度 未貴 1 五穀米
474-24 無き便り幸い来れ菊膾 -
474-25 電線の椋鳥の下白き糞 -
474-26 秋風に招かれるごと旅に出る クリトン 1 泥亀
474-27 椋鳥の群れし街樹で待ち合わせ こひつじ 1 越冬こあら
474-28 椋鳥よ夢見るための孤独とは 五穀米 1 未貴
474-29 菊膾座敷を走る孫曾孫 順之介 3 早香・亜紀・中ちゃん
474-30 菊膾この山宿で食すとは 中ちゃん 1 泥亀
474-31 招かれぬ客と気付くや秋の雨 越冬こあら 5 亜紀・こひつじ・五穀米・紫土・クリトン
474-32 街路樹が椋鳥の群れ養ひし -
474-33 門前や里の自慢の菊膾 泥亀 1 未貴
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