第 477 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成23年11月13日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
477-01 駅頭に焼きたてのパン初時雨 亜紀 3 流・未貴・順之介
477-02 小夜更けて呼び声遠く焼き芋屋 中ちゃん 1 早香
477-03 冷えますね世間話の接続詞 早香 1 こひつじ
477-04 自転車に児が寝てしまふ小春かな 順之介 3 亜紀・中ちゃん・こひつじ
477-05 居る人の半分残るおでん酒 -
477-06 全力で跳ぶ捕らわれしバッタかな こひつじ 1
477-07 窓際に菓子の色して室の花 未貴 2 早香・順之介
477-08 飾り物ちやらちやら鳴らし七五三 紫土 1 順之介
477-09 冬木立南東に枝前倣え -
477-10 セーターに隠れし山がふたつみつ 紫土 3 亜紀・中ちゃん・泥亀
477-11 子猿の毛逆立てて吹く北おろし 2 未貴・紫土
477-12 音沙汰の行きつ戻りつ冬櫻 未貴 2 早香・泥亀
477-13 初冬の人形焼きの笑顔かな 順之介 4 中ちゃん・泥亀・未貴・こひつじ
477-14 陽の匂して立冬の地蔵たち 泥亀 6 亜紀・流・早香・未貴・順之介・紫土
477-15 女技師冷たきエコー我が腹に -
477-16 寒空や明治よりある銀行へ 中ちゃん 1
477-17 空と地に息吐いてのち山眠る -
477-18 木の葉散る役目を終へし重さかな こひつじ 2 泥亀・紫土
477-19 木枯らしが雨戸を叩く一周忌 -
477-20 しあわせや葱を微塵に切ることも 泥亀 6 亜紀・流・中ちゃん・順之介・こひつじ・紫土
477-21 蟷螂の枯れつくしたる夕まぐれ -
477-22 雪ほたる天気予報を塗り替へし -
477-23 刻を知る雪に波ありドラマあり -
477-24 女三人手の冷たさを比べあふ 順之介 5 亜紀・中ちゃん・未貴・こひつじ・紫土
477-25 臨月といふ月のありけり十二月 -
477-26 泉水に浮かぶ枯れ葉や時止まる 2 早香・泥亀
477-27 電話越し青江ミナかな冬はじめ -
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