第 521 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成25年7月21日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
521-01 ボート漕ぐ沖の島影従へて 泥亀 4 順之介・未貴・こひつじ・亜紀
521-02 膝までのプールやパパに水をかけ -
521-03 憤怒の児汗と涙と鼻水と -
521-04 幸せは二階の窓の遠花火 6 中ちゃん・こひつじ・越冬こあら・早香・クリトン・亜紀
521-05 神島へ舳先(へさき)は夏の海を切る 中ちゃん 1 五穀米
521-06 避暑休暇猫は時々腹の上 早香 2 順之介・未貴
521-07 夏手袋一輪挿しの傍に脱ぐ 未貴 3 中ちゃん・順之介・クリトン
521-08 新品の糊のバリバリ浴衣かな こひつじ 1 泥亀
521-09 遠雷や一文字抜けしメール着く 未貴 2 五穀米・越冬こあら
521-10 朝顔の蔓の行方を導けり こひつじ 3 中ちゃん・五穀米・クリトン
521-11 打水の余韻のしじま風の道 泥亀 1 越冬こあら
521-12 早朝の目覚めの無為に麦茶飲む 五穀米 1 早香
521-13 露呈する実年齢や西日さす 亜紀 1 こひつじ
521-14 懐妊の娘(こ)のゐる家の百日紅 中ちゃん 1 越冬こあら
521-15 水撒きの後の夕立憎々し クリトン 1
521-16 夕凪に図書館の影つと伸びる 早香 3 泥亀・未貴・越冬こあら
521-17 遠雷を肴にうれし我が家酒 -
521-18 橋涼し都の灯りとほく見て 亜紀 3 中ちゃん・泥亀・こひつじ
521-19 「3K」と呼ばれし勤め日の盛り こひつじ 3 中ちゃん・五穀米・亜紀
521-20 夏電車関西弁と名古屋弁 越冬こあら 3 五穀米・早香・亜紀
521-21 撥ね返す力あふれる兜虫 泥亀 1 クリトン
521-22 熟れトマトもぎてそのまま口に入れ -
521-23 荒梅雨にロープウェイは動かぬと クリトン 1 早香
521-24 日曜日妻の見立てし夏帽子 越冬こあら 1 順之介
521-25 デパートの冷房強き昼下がり 順之介 1
521-26 どくだみの縄張りめきて隣接す 未貴 1 泥亀
521-27 水中花独りの夜は贅沢に 早香 3 順之介・こひつじ・亜紀
521-28 夏期講習メッシュの靴で足組んで 五穀米 3 泥亀・早香・流
521-29 猫の子の寝顔肴のビールかな -
521-30 タオル越し坊やの汗とママの汗 -
521-31 月涼し亜細亜の人の黒き髪 亜紀 2 未貴・流
521-32 朝市や浅漬け胡瓜食べながら -
521-33 朝涼やこむら返りのおさまりて 順之介 3 未貴・クリトン・流
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