第 525 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成25年9月15日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
525-01 ゐのこづち付けて佛の加護ほどと 未貴 4 五穀米・中ちゃん・こひつじ・亜紀
525-02 新蕎麦や詩人になれる信濃領 泥亀 3 早香・こひつじ・クリトン
525-03 とんぼ来るポーズとる子の白シヤツに -
525-04 新涼の街練り歩くちんどん屋 早香 1
525-05 秋の暮地図には載らぬ弁財天 五穀米 2 中ちゃん・早香
525-06 川覗くわれも流れる流れて秋 未貴 1 五穀米
525-07 どうするか思案する帰路つくつくし クリトン 1 越冬こあら
525-08 黒石を握り長考秋の夜 クリトン 4 早香・未貴・亜紀・流
525-09 終業は教会の鐘燕往く -
525-10 末娘彼氏連れ来るピーナッツ -
525-11 爪深く切りすぎし日の風の色 亜紀 1 泥亀
525-12 月見草揺れる向こうに山の影 早香 3 泥亀・未貴・流
525-13 新豆腐呑み友達の夫かな こひつじ 1 越冬こあら
525-14 注文はデキャンタ赤や花カンナ こひつじ 1 中ちゃん
525-15 秋風やビル壊さるる青シート 中ちゃん 3 五穀米・こひつじ・クリトン
525-16 ラフランス二人づつなるテラス席 亜紀 2 中ちゃん・未貴
525-17 秋気澄み裏山ぐいと近き午後 3 五穀米・未貴・亜紀
525-18 ご先祖の墓が見下ろす里の秋 -
525-19 姿見が映す襖と秋ともし 中ちゃん 3 早香・越冬こあら・流
525-20 きのこのこ童話の小人の変な靴 こひつじ 3 越冬こあら・泥亀・亜紀
525-21 ご自宅のお風呂の窓の良夜かな -
525-22 父祖の地の阿波薬師寺の新松子 泥亀 1
525-23 運河にも潮の匂ひや秋高し 未貴 4 五穀米・こひつじ・亜紀・クリトン
525-24 台風の近づく朝の匂ひかな 亜紀 3 越冬こあら・未貴・クリトン
525-25 散布用ラジコンヘリ飛ぶ秋の空 -
525-26 青空も曇天もまた薄原 早香 1 泥亀
525-27 菊なます戦争好きな人がいる 越冬こあら 3 中ちゃん・こひつじ・泥亀
525-28 秋の雲昨日と違う形して クリトン 1 早香
525-29 一行の社是にきりりと秋気かな 五穀米 1 クリトン
525-30 鵙の贄ひからびてゆく生き字引 -
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