第 529 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成25年11月9日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
529-01 軒先に猫が猫呼び日向ぼこ 早香 6 順之介・こひつじ・越冬こあら・亜紀・流・未貴
529-02 秋の夜の繰り返し読むぐりとぐら 亜紀 1 早香
529-03 水仙と一つになりし君の形 -
529-04 君の棲む鏡の奥の冬すみれ 泥亀 1 越冬こあら
529-05 木枯らしやギュッとしてくる抱っこの子 こひつじ 1
529-06 芸術論書けば描かず文化の日 -
529-07 階上の水滴の音冬に入る 越冬こあら 3 早香・流・未貴
529-08 しぐるるやキリン立ちをり歩きをり -
529-09 冬の雨はしけに屋根のなかりけり 中ちゃん 2 五穀米・順之介
529-10 気がつけば霜月もまた八日過ぎ 早香 1 順之介
529-11 ミトンの手息吐きかける高校生 -
529-12 いろいろと噂もありて酉の市 -
529-13 綿虫や県境はこの辺りかと 中ちゃん 6 泥亀・五穀米・こひつじ・早香・亜紀・未貴
529-14 黄鶺鴒少年靴を洗ひたる 五穀米 6 泥亀・中ちゃん・こひつじ・越冬こあら・亜紀・未貴
529-15 風呂釜の循環開始冬支度 -
529-16 「いつくしみ深き」の聴こゆ小六月 順之介 5 五穀米・中ちゃん・こひつじ・亜紀・流
529-17 冬立つ日エクレアふたつ買ひにけり -
529-18 湖底まで夢を吐き出す野水仙 泥亀 1 五穀米
529-19 風力へ笑みの逆らふ柘榴かな -
529-20 初時雨元気ですかとメール書く -
529-21 風邪の子の黙りて食らふカレーパン 順之介 3 五穀米・中ちゃん・越冬こあら
529-22 ひと部屋を湯気の満たせるおでんかな 亜紀 7 泥亀・中ちゃん・順之介・こひつじ・早香・流・未貴
529-23 冬めくや護岸と舟の尖りあひ -
529-24 冬の駅キセル乗車という犯罪 -
529-25 初時雨人間だけが傘を差す 越冬こあら 2 順之介・早香
529-26 いないないとばあと赤子の小春かな -
529-27 七五三晴れ着の足の運動靴 こひつじ 2 越冬こあら・亜紀
529-28 酉の市「よおっ」と声の威勢良し こひつじ 2 泥亀・中ちゃん
529-29 文化の日手紙ワードでくれしひと -
529-30 次々と落葉落葉のミルフィーユ 未貴 1 泥亀
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