第 541 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成26年4月27日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
541-01 チョコレートひとつぶ溶かし春の果 亜紀 2 越冬こあら・順之介
541-02 産土の海底鎧ふ海胆の花 -
541-03 横丁の銭湯で春尽きんとす 3 泥亀・未貴・亜紀
541-04 風光る水上バスに手を振りて 順之介 3 五穀米・こひつじ・越冬こあら
541-05 囀りと園内放送被りけり こひつじ 3 五穀米・中ちゃん・流
541-06 蓬摘みに母と来し土手変はらざる 中ちゃん 1 順之介
541-07 出世程々が宜しえ春竜胆 -
541-08 古書読みてひと日穀雨に閉ぢこもる 中ちゃん 2 こひつじ・未貴
541-09 知らぬ人ちゃっかり混じる復活祭 五穀米 1
541-10 蝶々と目線合わせて照れる猫 1 泥亀
541-11 春の航空の背骨切り裂きて -
541-12 湾上の橋ひた走り遠霞 未貴 3 五穀米・中ちゃん・流
541-13 春昼の緩んできたるおんぶ紐 こひつじ 3 中ちゃん・越冬こあら・亜紀
541-14 葉桜やミニSLに時刻表 こひつじ 5 五穀米・流・未貴・越冬こあら・亜紀
541-15 矢車の音も消えゆく平成かな -
541-16 リクルートスーツ屯す春の果 越冬こあら 3 五穀米・泥亀・順之介
541-17 骨董商指し値で売りて夏兆す 五穀米 1 順之介
541-18 闖入のしばし陽気な春鴉 未貴 2 中ちゃん・泥亀
541-19 三寒四温たつき端数の消費税 -
541-20 蒲公英に羽生えてくる気配かな 泥亀 5 中ちゃん・こひつじ・未貴・順之介・亜紀
541-21 何のため歳経て来しや蘖ゆる 五穀米 1 未貴
541-22 カウンターごしに山葵(さび)擦る腕の冴え -
541-23 春風を駈ける黄色いスニーカー 順之介 2 泥亀・亜紀
541-24 ももいろのバランスボール春惜しむ 亜紀 1 こひつじ
541-25 もろもろのことはさておきしやぼん玉 亜紀 2 こひつじ・越冬こあら
541-26 マカダミアチョコを分けあう春の昼 -
541-27 同期会流れ解散四月尽 越冬こあら 1
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