第 545 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成26年6月22日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
545-01 畦道を来る薄絹の婦人かな -
545-02 人の世の縁あやなす半夏雨 亜紀 1 越冬こあら
545-03 間道を探し遠道手鞠花 -
545-04 片頬のゑくぼ変はらず庭花火 亜紀 1 越冬こあら
545-05 やもり見て和毛立てたる猫若し -
545-06 片頬に街の灯が濃し巴里祭 未貴 5 泥亀・中ちゃん・五穀米・こひつじ・亜紀
545-07 全身を濡らして終はる水遊び こひつじ 1 中ちゃん
545-08 花籠に栄養ドリンク六月盡 五穀米 3 未貴・こひつじ・亜紀
545-09 荒梅雨やローマ字で読むSANTOKA 越冬こあら 2 未貴・亜紀
545-10 早潮に漕ぎ棄てられし藻刈舟 中ちゃん 1 未貴
545-11 花籠に紫陽花満ちて土間暗し 中ちゃん 2 泥亀・こひつじ
545-12 肉筆のやうな糸もて繭ごもる -
545-13 花籠に白百合挿しぬ執務室 -
545-14 けふ夏至の総身のびやかなりしかな 亜紀 5 泥亀・中ちゃん・五穀米・未貴・こひつじ
545-15 妻達は綾糸織りてバリは夏 五穀米 1 越冬こあら
545-16 早潮の岬を鰹船急ぐ 3 泥亀・中ちゃん・五穀米
545-17 蚕豆天チンして食べる金曜日 -
545-18 ジギタリス人目を忍ぶ喫煙所 越冬こあら 2 未貴・亜紀
545-19 姿見ゆ螻蛄の間道盛り上がり -
545-20 金魚鉢狭くなるほど育ちけり -
545-21 総身の血騒ぐ波止場の朝曇り 4 泥亀・五穀米・亜紀・越冬こあら
545-22 赤き灯の点滅せはし梅雨の窓 -
545-23 間道に早乙女たちの泥の後 こひつじ 3 中ちゃん・五穀米・越冬こあら
545-24 雨はじく紫陽花の葉の和毛かな 中ちゃん 1 こひつじ
[本サイトのテキスト・画像等の無断複製使用は禁止]