第 548 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成26年8月3日
兼題:「滝」、「百日紅」、「焼」 ※「焼」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
548-01 癒え願ひふた月通ふ百日紅 未貴 3 中ちゃん・流・こひつじ
548-02 とかげ生(あ)れ肌身すらりと躱(かわ)しゆく 泥亀 3 中ちゃん・五穀米・亜紀
548-03 滝音の中に吾ゐる静寂かな 亜紀 3 中ちゃん・流・越冬こあら
548-04 滝落ちて話生まれて人育つ 越冬こあら 1 五穀米
548-05 捕虫網もつて一家の降りゆきし 中ちゃん 1
548-06 見下ろしてやがて仰いで滝柱 未貴 1 こひつじ
548-07 百日紅母の跡継ぎ母となる 越冬こあら 2 流・こひつじ
548-08 透明な裸形の僧に神の滝 -
548-09 パンを焼く七月盡を追っかけて 五穀米 2 泥亀・越冬こあら
548-10 宿までは竹林を縫ふ径涼し 中ちゃん 5 流・泥亀・未貴・こひつじ・亜紀
548-11 八月の肉球を焼くアスファルト 越冬こあら 2 こひつじ・亜紀
548-12 滝しぶきあだしごとども追い払う -
548-13 雨降れば姿を見せる滝のあり こひつじ 1 泥亀
548-14 かはたれに日焼け微笑む埠頭かな 1 五穀米
548-15 緑陰にほつと焼き菓子ひとつかな 亜紀 3 五穀米・未貴・越冬こあら
548-16 フラメンコ衣装のごとき百日紅 -
548-17 どの雲となく神となく百日紅 -
548-18 急登の果ての滝かなお弁当 五穀米 2 泥亀・亜紀
548-19 焼売をもとむ駅ナカ夏旺ん 未貴 2 泥亀・越冬こあら
548-20 境内に求めて白き百日紅 亜紀 2 中ちゃん・未貴
548-21 蔵ありて徹夜踊りのそを曲がる -
548-22 百日紅我が思い出の錨鎖なり -
548-23 暗黙の承知に赤き百日紅 五穀米 2 中ちゃん・未貴
548-24 夏痩せて焼かずに茹でるソーセージ こひつじ 4 五穀米・未貴・亜紀・越冬こあら
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