第 551 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成26年9月14日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
551-01 秋水へオール使ひの息が合ひ 未貴 5 流・太津治・こひつじ・越冬こあら・中ちゃん
551-02 怒りにも愛にも近く烏瓜 未貴 1 こひつじ
551-03 遮断機が上がれば空にいわし雲 5 太津治・こひつじ・未貴・越冬こあら・中ちゃん
551-04 拍手に弾け飛び散る稲雀 泥亀 1 太津治
551-05 一本は回帰の木なり赤蜻蛉 -
551-06 天の川笑窪は恋の落とし穴 -
551-07 満月や正直者は良く育つ 越冬こあら 2 泥亀・亜紀
551-08 七難を隠す花野のエトセトラ -
551-09 秋の田で朝一番の深呼吸 2 泥亀・亜紀
551-10 北嵯峨野向きそれぞれに案山子立つ 中ちゃん 2 流・越冬こあら
551-11 金曜日ビルの谷間のうろこ雲 -
551-12 海洋生態系より鯊を抜く -
551-13 月出でしより街の灯の消えゆきぬ 中ちゃん 1 泥亀
551-14 有線のジャズ響かせて秋祭 越冬こあら 3 泥亀・亜紀・こひつじ
551-15 秋澄むや毛筆で書く一行詩 亜紀 3 こひつじ・未貴・越冬こあら
551-16 秋の気に肩まで浸かる耶馬の峰 太津治 2 流・未貴
551-17 朝顔の萎めば色水遊びの子 こひつじ 1 太津治
551-18 尾根にひとつ綻び残し龍田姫 太津治 2 泥亀・亜紀
551-19 発疹のカンナのごとき色なりき こひつじ 1 中ちゃん
551-20 顔つくり襦袢で浚ふ秋扇 -
551-21 猫じやらし集ふてふこと安らかに 亜紀 1 未貴
551-22 乾杯のあとのざわめき秋扇 亜紀 3 流・太津治・中ちゃん
551-23 桐一葉目まいの揺れの治まらず こひつじ 3 流・越冬こあら・中ちゃん
551-24 仏手柑順に壊れてゆく家電 越冬こあら 2 亜紀・未貴
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