第 555 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成26年11月9日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
555-01 冬に入る肘掛椅子に腰かけて -
555-02 シャッターの半分開く冬日差 未貴 5 流・中ちゃん・太津治・こひつじ・クリトン
555-03 煮凝りに灯りの歪む下宿酒 -
555-04 藪柑子作務衣の裾の乱れなし 泥亀 2 こひつじ・越冬こあら
555-05 柿残る文化財てふ武家屋敷 中ちゃん 7 流・阿部・こひつじ・クリトン・未貴・越冬こあら・亜紀
555-06 鯖街道宿の軒先菊薫る クリトン 2 流・太津治
555-07 風の音に引き剥がされる山の色 太津治 3 流・泥亀・亜紀
555-08 業務用大根おろし丸まんま 越冬こあら 1 中ちゃん
555-09 はらからの繋がりに謝し冬林檎 -
555-10 津和野路の墨絵にひといろつはの花 -
555-11 害虫に喰われし軽き稲穂刈る こひつじ 4 流・太津治・泥亀・未貴
555-12 折り鶴の畳まれしまま秋深む 亜紀 4 太津治・阿部・こひつじ・越冬こあら
555-13 潔く骨取る婿や焼き秋刀魚 こひつじ 2 クリトン・越冬こあら
555-14 樽柿の酒したたるを取り出だす 中ちゃん 2 未貴・亜紀
555-15 LEDクリスマスまで待ち切れず 1 阿部
555-16 自撮りてふシャッター音や文化の日 亜紀 3 中ちゃん・こひつじ・未貴
555-17 湯豆腐や薬味なければ買うてこよ 阿部 1 泥亀
555-18 湯豆腐も兄弟喧嘩迷奉行 -
555-19 一年の底の季節を山眠る 3 泥亀・越冬こあら・亜紀
555-20 山茶花の垣根のはじめ白がちに -
555-21 鴨高音乱るる陣を引き締むる 泥亀 1 クリトン
555-22 かつかつと噛む音かたき湯豆腐や 阿部 1 中ちゃん
555-23 道に出て蟷螂鎌を伏せてをり クリトン 2 阿部・未貴
555-24 朝冷えや公園犬の運動場 -
555-25 いちぢくにカラメルかけし茶菓子なる -
555-26 冬浅しテレアポというアルバイト 越冬こあら 2 泥亀・阿部
555-27 赤飯に栗まで入れて目出度かり こひつじ 1 中ちゃん
555-28 木枯しに雨戸コトコト子守歌 2 太津治・クリトン
555-29 蜜柑二個結婚二十九年目 越冬こあら 1 亜紀
555-30 立冬や西院の河原に灯のともる -
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