第 557 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成26年12月7日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
557-01 ズッコケもチョメチョメも死語蕪汁 -
557-02 けふさらに紅葉を敷ける石畳 中ちゃん 4 太津治・こひつじ・泥亀・未貴
557-03 その中に尾燈ひと刷け冬の虹 -
557-04 西海の風に団居す枇杷の花 太津治 1 亜紀
557-05 熱燗を人差し指と親指で こひつじ 2 中ちゃん・阿部
557-06 赤帽子買ひつればはや聖夜暮れ -
557-07 凩や採用通知未到着 越冬こあら 3 流・こひつじ・亜紀
557-08 淡さもて辺りをはらふ返り花 -
557-09 頭上より天の声あり水仙花 泥亀 1 阿部
557-10 霜柱踏めば勇者の心地する 4 太津治・こひつじ・亜紀・越冬こあら
557-11 歌ひ人冬の電車の中おらず -
557-12 曇り空水面に動かぬ紅葉かな 3 阿部・泥亀・未貴
557-13 コンサートホール出づれば冬銀河 亜紀 2 太津治・流
557-14 先達は杖に懸かりし濡れ落葉 太津治 1 泥亀
557-15 乾かせば湯ざめを誘ふ長き髪 -
557-16 束ねたる髪の軽さよクリスマス 亜紀 6 流・中ちゃん・こひつじ・泥亀・越冬こあら・未貴
557-17 照るほどに翳り際立つ冬夕焼 太津治 1 泥亀
557-18 昨日のおでんの芋が崩れけり こひつじ 1 中ちゃん
557-19 冬ざれの野に踏み込みぬベレー帽 -
557-20 あの坂を登れば我が家氷踏む 阿部 1 越冬こあら
557-21 キーふたつ下げて合わせる冬の唄 越冬こあら 2 流・中ちゃん
557-22 鳴き交す風の長さの冬鴎 泥亀 3 亜紀・越冬こあら・未貴
557-23 紅葉山それそのものが古墳とか 中ちゃん 1 阿部
557-24 山茶花のちる散る岐路を真白に 未貴 1 亜紀
557-25 うなぎ屋の中は明るし野分の夜 中ちゃん 3 太津治・流・阿部
557-26 星々がソプラノ歌う冬の夜 -
557-27 外套は濃き色と決め会ひにゆく 亜紀 5 太津治・中ちゃん・こひつじ・越冬こあら・未貴
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