第 562 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成27年2月15日
兼題:「冴返る」、「梅」一切、「減」 ※「減」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
562-01 白梅や意地を通してまだ蕾 泥亀 5 流・太津治・亜紀・クリトン・越冬こあら
562-02 早春やガキ大将は腹が減る 越冬こあら 3 こひつじ・太津治・亜紀
562-03 幕を引く力加減や春の雪 亜紀 3 こひつじ・太津治・未貴
562-04 減速の窓べ菜の花黄を拡ぐ 未貴 1
562-05 滑走を待つ間の長し冴返る -
562-06 冴返る夜更けにページめくる音 1 越冬こあら
562-07 梅撮りに長きレンズのシニアたち 中ちゃん 1
562-08 信楽の器に梅の一枝かな 亜紀 1 未貴
562-09 減らず口叩き飛び出しゃ夜の梅 太津治 1 泥亀
562-10 春雨に群集少し減り行けり 1 中ちゃん
562-11 減反の田んぼも畔も下萌ゆる 中ちゃん 2 泥亀・クリトン
562-12 梅の香の袖振り合はす雨宿り 太津治 1 中ちゃん
562-13 今年また梅見に来いと南紀から -
562-14 減反の田には紫雲英の種播かず クリトン 2 中ちゃん・越冬こあら
562-15 坂なりに日の照り翳り梅ひらく 未貴 4 流・こひつじ・中ちゃん・亜紀
562-16 観梅やあそこにビルがまたひとつ 越冬こあら 2 泥亀・クリトン
562-17 減量を目指せ最初に春キャベツ -
562-18 帯締めの淡き彩り冴返る 太津治 2 流・未貴
562-19 絵葉書の梅一枝の巧きこと 3 中ちゃん・クリトン・越冬こあら
562-20 冴返る公園白き犬走る クリトン 1 泥亀
562-21 尼寺の落書きのノート冴返る 泥亀 2 未貴・越冬こあら
562-22 幻滅の素顔で通す春の風邪 泥亀 2 こひつじ・亜紀
562-23 主の無き犬小屋朽ちて冴返る こひつじ 2 太津治・クリトン
562-24 三十年添へば紅梅ほどの愛 -
562-25 冴え返る薬袋の束残り 越冬こあら 1 太津治
562-26 図書館は終ひの時間冴返る 中ちゃん 2 泥亀・未貴
562-27 人の世の未練にも似て冴返る 未貴 2 こひつじ・亜紀
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