第 564 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成27年3月15日
兼題:「春の水」、「ミモザの花」、「教」 ※「教」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
564-01 子に教ヘられたる事の多し春 こひつじ 1 泥亀
564-02 ウイスキー割るにとり置く春の水 中ちゃん 2 太津治・クリトン
564-03 北陸のぐつと近づく春の水 亜紀 3 流・未貴・こひつじ
564-04 春溢る一年生の教室に 中ちゃん 2 クリトン・未貴
564-05 春の水にて髭当たるゾーリンゲン 越冬こあら 1 泥亀
564-06 春の水高架の太き影ゆるし 未貴 3 流・太津治・亜紀
564-07 忘れまじ教えの園に梅香る 2 中ちゃん・こひつじ
564-08 未だ固き乳房を包むミモザ風 -
564-09 教会の十字架きらり冴返る 泥亀 1 越冬こあら
564-10 横顔の美しき姉妹や花ミモザ 亜紀 2 太津治・クリトン
564-11 ウクレレの弦は四本花ミモザ 越冬こあら 2 流・亜紀
564-12 春の水転勤先を下見せり こひつじ 4 流・中ちゃん・未貴・越冬こあら
564-13 教えてと春の小川に問うてみる -
564-14 教科書になき師の教へフリージア 亜紀 3 泥亀・未貴・こひつじ
564-15 底抜けの明るさも負ひ花ミモザ 未貴 1 亜紀
564-16 花モミザからりと晴れし獣道 泥亀 4 亜紀・未貴・こひつじ・越冬こあら
564-17 春天に向かって伸びる教師の背 -
564-18 ポンポンポンミモザの花よボンボンボン こひつじ 1 泥亀
564-19 飛車落とし甥に教へる春の宵 太津治 1 クリトン
564-20 春の水もこもこ地下を出て来る -
564-21 鉢ものを木瓜と教はる白と紅 未貴 2 中ちゃん・越冬こあら
564-22 若猫のミモザの花の尻尾かな -
564-23 春の水集め集めて長良川 -
564-24 春の水金魚ゆったり浮かび来る クリトン 2 中ちゃん・太津治
564-25 初蝶の銃器に憩ふ教練場 太津治 5 流・中ちゃん・クリトン・亜紀・こひつじ
564-26 光る海アメリカ村のミモザ咲く クリトン 1 泥亀
564-27 あはひなす日陰日向の花ミモザ 中ちゃん 2 太津治・越冬こあら
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