第 565 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成27年3月29日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
565-01 沈丁花雨戸閉めてもなほ匂ひ クリトン 1 泥亀
565-02 鍵穴のどの穴抜ける桜東風 泥亀 4 クリトン・こひつじ・未貴・亜紀
565-03 春昼は女の自由時間です -
565-04 蒲公英やにはか作りの朝の市 未貴 3 流・太津治・亜紀
565-05 葉脈のやはらかく巻く春キャベツ 未貴 1
565-06 剪定の余白を雲の流れゆく 未貴 6 流・中ちゃん・クリトン・太津治・こひつじ・亜紀
565-07 花人のブルーシートに白ワイン 越冬こあら 1 中ちゃん
565-08 畦道を走る兄弟春の草 -
565-09 春々々勝手に動く足の指 越冬こあら 1 亜紀
565-10 噂では持ち上がりらし春休み 2 クリトン・越冬こあら
565-11 春光に息吹き返す蔵の壁 越冬こあら 3 太津治・泥亀・未貴
565-12 遠霞空港頼りなさげなり 1 越冬こあら
565-13 永き日や訂正は朱で二本線 こひつじ 2 未貴・越冬こあら
565-14 引く潮にまた添遂げず桜貝 太津治 3 中ちゃん・こひつじ・未貴
565-15 目黒川花のつぼみの爆ぜんとす -
565-16 咲き満ちて白蓮あるを知る神社 中ちゃん 3 クリトン・太津治・泥亀
565-17 雛仕舞ふ元ある部屋の広さかな こひつじ 2 流・中ちゃん
565-18 逡巡の度に目の合ふ春の鹿 亜紀 3 太津治・未貴・越冬こあら
565-19 牛の鼻映して温む千曲川 太津治 5 中ちゃん・クリトン・こひつじ・亜紀・越冬こあら
565-20 空と海の接点光る春コート 亜紀 1 泥亀
565-21 針の穴するりと通る春炬燵 -
565-22 バネゆるいスマートボール春愁 太津治 2 流・こひつじ
565-23 いつ来るかうぐいすの声待ちわびて クリトン 1 泥亀
565-24 客人の大半は主婦暮遅し -
565-25 表行く人が咳き込む春の風邪 -
565-26 叉手網をするりと抜ける諸子かな -
565-27 花三分人の五分なり上野山 -
[本サイトのテキスト・画像等の無断複製使用は禁止]