第 566 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成27年4月12日
兼題:「百千鳥」、「葱坊主」、「余白」。「余白」は無期兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
566-01 石釜のピザ焼けました百千鳥 ヤチ代  1 未貴
566-02 大陸の余白を運ぶ春の浪 太津治 1 泥亀
566-03 百千鳥背中押したる応援歌 -
566-04 さぼり癖ついた畑に葱坊主 クリトン 1 太津治
566-05 春光をリニアモーターカーが裂く 中ちゃん 2 ヤチ代・泥亀
566-06 葱坊主わすれ物して立たされし 未貴 3 流・こひつじ・クリトン
566-07 花散って余白だらけのスケジュール -
566-08 百千鳥妻と息子は仲良しで 越冬こあら 1 中ちゃん
566-09 うたた寝の夢のあとさき百千鳥 未貴 1 亜紀
566-10 華道家に花舗より届く葱坊主 ヤチ代  1 越冬こあら
566-11 百千鳥神社の鈴もかき消さむ クリトン 2 流・太津治
566-12 群れ抜けて蝌蚪の尾らしき余白かな 未貴 1 中ちゃん
566-13 凱旋の一本道や葱坊主 亜紀 2 流・未貴
566-14 春愁ひ日記の余白許しけり こひつじ 2 未貴・クリトン
566-15 道草の一年坊主葱坊主 こひつじ 3 中ちゃん・ヤチ代・越冬こあら
566-16 センターコートの大歓声や百千鳥 -
566-17 ドアフォンを取れば賑やか百千鳥 4 中ちゃん・太津治・こひつじ・越冬こあら
566-18 永らへてお目もじ叶ふ葱坊主 -
566-19 陽炎やとらえどころなき余白 泥亀 1 クリトン
566-20 定年の余白暮らしや春の雲 2 亜紀・こひつじ
566-21 葱坊主からりと晴れし湖の国 泥亀 2 中ちゃん・越冬こあら
566-22 沢山の望遠レンズ百千鳥 泥亀 1 ヤチ代
566-23 春の夢覚めれば余白埋められず -
566-24 春眠の余白に入りぬ朝餉の香 ヤチ代  3 太津治・亜紀・未貴
566-25 春愁のノートの余白ありにけり 亜紀 1 泥亀
566-26 去年の宿廃家となりて百千鳥 太津治 2 流・泥亀
566-27 バスを待つ年寄り二人葱坊主 1 未貴
566-28 午前九時現地集合葱坊主 越冬こあら 4 ヤチ代・太津治・亜紀・こひつじ
566-29 花筏山崎川に余白なし 中ちゃん 5 流・亜紀・こひつじ・越冬こあら・クリトン
566-30 葱坊主貝殻混じる土に生え 中ちゃん 3 ヤチ代・泥亀・クリトン
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