第 585 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成28年1月3日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
585-01 初御空なんでも描ける澄み渡り -
585-02 初泣きの袴の紐の一文字(いちもんじ) 太津治 2 泥亀・亜紀
585-03 ブランデーグラス香れる冬の月 亜紀 1 泥亀
585-04 学説の違ふも雑煮ともにする 3 太津治・こひつじ・未貴
585-05 松の葉に朝日さんさん年明ける 1 鶴子
585-06 若者のピエロスタイル正月列車 -
585-07 バーゲンの会場なるか初詣 -
585-08 あらたまの年や郵便受けを開け 亜紀 1 越冬こあら
585-09 初夢や眠る少女の片ゑくぼ 鶴子 2 ヤチ代・亜紀
585-10 雑煮膳メールで済ます長女次女 -
585-11 帯締めてぽんと叩きぬ春着かな こひつじ 2 ヤチ代・クリトン
585-12 ハイハイと拍子木響き猿舞師 -
585-13 初みくじ金運凶を笑へるか -
585-14 初社合す知名の掌 越冬こあら 1 太津治
585-15 初箒長居の客の忘れもの こひつじ 1 ヤチ代
585-16 全身を神に変えゆく初比叡 泥亀 1
585-17 福引の皮算用をして並ぶ ヤチ代 2 越冬こあら・未貴
585-18 京菓子の和紙のかな文字お正月 未貴 2 こひつじ・越冬こあら
585-19 初御空晴れてカメラの音高く クリトン 1 鶴子
585-20 年頭のおはようの声改る -
585-21 日輪と会話の続く福寿草 泥亀 2 鶴子・未貴
585-22 初鶏を聞きて眠りにつくやもめ 太津治 4 流・越冬こあら・泥亀・亜紀
585-23 受取りに殴り書きする筆始 太津治 3 流・クリトン・亜紀
585-24 初詣赤き着物を着せられて クリトン 1 鶴子
585-25 初明り一筋寝間の天井に ヤチ代 3 太津治・クリトン・未貴
585-26 着岸の船の明るき寒夜かな 亜紀 3 流・ヤチ代・こひつじ
585-27 破魔矢持つ夫と腕を組みながら こひつじ 1 クリトン
585-28 冬晴れや機首は故郷へ一直線 クリトン 6 流・太津治・こひつじ・越冬こあら・泥亀・亜紀
585-29 早々と妻は購う松飾 -
585-30 元旦と心得顔の朝日かな 2 ヤチ代・太津治
585-31 初景色神は湖からやって来る -
585-32 凧消えて正月の空だだ広し 4 こひつじ・クリトン・鶴子・未貴
585-33 初乗りの新幹線に空席が 1 泥亀
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