第 584 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成27年12月20日
兼題:「数へ日」、「冬木」、「眼鏡」 ※「眼鏡」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
584-01 レノン忌の丸きレンズの眼鏡かな ヤチ代 3 亜紀・こひつじ・越冬こあら
584-02 数へ日や痩せて目を引くカレンダー 太津治 3 流・鶴子・中ちゃん
584-03 数え日や出店の数は減るばかり -
584-04 数へ日やまた入れ替る支那そば屋 越冬こあら 1 亜紀
584-05 数へ日の夜の独り身を居酒屋で 中ちゃん 2 鶴子・泥亀
584-06 極月の眼鏡の蔓の疎ましさ 越冬こあら 1 未貴
584-07 疾風と怒涛と冬木これぞ能登 -
584-08 面影を辿るそびらに冬木立 未貴 2 太津治・泥亀
584-09 数へ日やカップラ−メンの伸びてをり 鶴子 2 太津治・越冬こあら
584-10 振り向かず歩けば女優冬木道 太津治 3 ヤチ代・こひつじ・中ちゃん
584-11 数へ日の利き手に傷を負ひにけり こひつじ 6 太津治・未貴・ヤチ代・越冬こあら・中ちゃん・泥亀
584-12 眼鏡橋ひとり待つ身に暮早し -
584-13 風小僧ものかは土手の冬木かな 1 泥亀
584-14 宙翔る勝負師の貌雪眼鏡 -
584-15 彼方見る眼鏡の遺影寒オリオン -
584-16 妖怪のゐさうな山の冬木かな 鶴子 2 未貴・泥亀
584-17 青空に耳立ててゐる冬木かな 泥亀 3 流・亜紀・越冬こあら
584-18 数ヘ日や社務所に貼らるエンブレム 泥亀 1 中ちゃん
584-19 数へ日や繕ひ物の増ゆるなり -
584-20 数へ日やバックナンバー揃ひたる 亜紀 1 太津治
584-21 付け鼻に眼鏡とマントクリスマス 中ちゃん 1 ヤチ代
584-22 冬木あり家族で決める墓じまい 越冬こあら 3 流・未貴・こひつじ
584-23 冬の木にこつんと凭る一輪車 ヤチ代 4 流・亜紀・鶴子・こひつじ
584-24 眼鏡換え仰ぐ冬空雲はるか 1 太津治
584-25 スキ−ヤ−老眼鏡はペンダント 鶴子 3 流・亜紀・中ちゃん
584-26 マスクして曇りし眼鏡拭きにけり こひつじ 1 ヤチ代
584-27 二周目のタイムを競ふ冬木かな 亜紀 3 未貴・鶴子・こひつじ
584-28 数へ日に買ふシートの記念切手 -
584-29 断捨離のごとく冬木の凛と立つ こひつじ 2 ヤチ代・鶴子
584-30 度の強き眼鏡に替ふる霜の夜 亜紀 1 越冬こあら
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