第 587 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成28年1月31日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
587-01 校庭の子等の大声雪合戦 -
587-02 雪の消え水浴びに来る小鳥かな -
587-03 着膨れや蕎麦屋の椅子をはみ出して 亜紀 3 太津治・越冬こあら・こひつじ
587-04 みちくさの跡や小さき藁の沓 太津治 3 流・泥亀・クリトン
587-05 制服の白衣はピンク春近し ヤチ代 3 鶴子・泥亀・クリトン
587-06 食堂を出でてマスクの人となり ヤチ代 6 流・太津治・越冬こあら・こひつじ・泥亀・未貴
587-07 初雪の轍へさらに積もりゆく -
587-08 血には血の時間が流れ猫の恋 -
587-09 風邪引きの患者ばかりの待合室 -
587-10 青空の消えて頬打つ霰かな -
587-11 恋猫の足跡残る愛車かな こひつじ 2 鶴子・越冬こあら
587-12 冬椿ペン跡残る備忘録 -
587-13 手荷物の少し手軽に春隣 ヤチ代 4 流・鶴子・こひつじ・クリトン
587-14 寒卵悪阻で痩せし食卓に -
587-15 消してゆくやることリスト冬の草 亜紀 1 未貴
587-16 布団干ししたるを猫は知ってをり 2 ヤチ代・クリトン
587-17 日脚伸ぶ星占ひの今日信じ 未貴 1 ヤチ代
587-18 節分祭高校生の鬼走る 2 太津治・泥亀
587-19 傘さして歩く道筋春隣 -
587-20 片時雨坂上る下る人 越冬こあら 3 太津治・泥亀・亜紀
587-21 家族皆成人となり牡蠣フライ 越冬こあら 5 太津治・こひつじ・ヤチ代・未貴・亜紀
587-22 洗濯物干し終わりたり春隣り 3 鶴子・越冬こあら・亜紀
587-23 雑草と判るも抜かず春隣 未貴 1 クリトン
587-24 脈をとる指先に知る寒波哉 太津治 5 流・越冬こあら・こひつじ・未貴・亜紀
587-25 地球儀の海の段差を埋める東風 -
587-26 行列の浅草六区春近し 亜紀 1 鶴子
587-27 ドッジボールの球弾みけり春隣り こひつじ 2 流・ヤチ代
587-28 大袈裟に明日の約束春どなり 鶴子 1 ヤチ代
587-29 恋猫の夢のかけらをめくる朝 -
587-30 雪沓のぼつぼつ集ふ通夜の家 太津治 2 未貴・亜紀
[本サイトのテキスト・画像等の無断複製使用は禁止]