第 657 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成30年10月7日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
657-01 コンテスト化粧色濃き案山子立つ -
657-02 シーリングライト壊れて零余子飯 亜紀 2 越冬こあら・泥亀
657-03 ひょんの実や風に吹かれて音符飛ぶ -
657-04 新米を詰める大舘曲げわっぱ こひつじ 3 越冬こあら・ヤチ代・亜紀
657-05 秋空や弧を描きつつ飛ぶブーケ ヤチ代 2 こひつじ・泥亀
657-06 決意とは揺れ動くもの小鳥来る こひつじ 3 ヤチ代・泥亀・未貴
657-07 父の背や秋夕焼けごと釣りし鯛 -
657-08 花立てに水あふれしめ墓参かな 未貴 1 ヤチ代
657-09 をんどりの頭おもたし鶏頭花 -
657-10 天空を大波となり雁の列 鶴子 3 野木編・こひつじ・クリトン
657-11 塾帰り前輪ライト星月夜 -
657-12 三つ取りひとつ供える秋の夜 越冬こあら 1 未貴
657-13 妹からの梨の実喰ひ里想ふ -
657-14 「本日は売り切れました」新秋刀魚 こひつじ 3 越冬こあら・野木編・クリトン
657-15 体形の変はり目といふ捨案山子 亜紀 1 クリトン
657-16 剪られたる草木の嵩や九月尽 未貴 2 ヤチ代・クリトン
657-17 すすき揺れ記憶の中のさっちゃん家 野木編 3 泥亀・亜紀・未貴
657-18 衣被私も夫も同じ干支 ヤチ代 4 野木編・こひつじ・亜紀・未貴
657-19 いつまでもたたずむ空の無月かな クリトン 1 鶴子
657-20 繋がらぬインターネット小鳥来る 未貴 1 鶴子
657-21 爽やかに銀幕駆けし希林逝く 泥亀 3 こひつじ・クリトン・未貴
657-22 あれこれと弱音吐き出す冬用意 泥亀 1 野木編
657-23 測量士横目で追ひし赤蜻蛉 野木編 4 越冬こあら・ヤチ代・鶴子・亜紀
657-24 アパートの郵便受や秋灯し 亜紀 3 越冬こあら・泥亀・鶴子
657-25 確かなる三半規管夜長なる 泥亀 1 鶴子
657-26 秋の雨天気予報に裏切られ -
657-27 稲妻やオセロゲームの隅取らる ヤチ代 3 野木編・こひつじ・亜紀
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