第 656 回 Q L D 句 会 録

開句日:平成30年9月23日
兼題:「糸瓜」、「冷やか」、「事」 ※「事」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
656-01 冷やかや特色の無い地方都市 -
656-02 冷やかな駅のベンチや初デート 野木編 3 泥亀・鶴子・亜紀
656-03 事無きを得てそうらえど秋時雨 越冬こあら 1 クリトン
656-04 通学の児童の鞄冷やかに -
656-05 寝食の自由自在や大糸瓜 ヤチ代 4 越冬こあら・こひつじ・未貴・亜紀
656-06 事ここに心つながる古望月 -
656-07 今どきの男子がつけるヘチマ水 越冬こあら 2 ヤチ代・泥亀
656-08 振り向いて刑事コロンボ似の案山子 野木編 7 ヤチ代・こひつじ・未貴・泥亀・鶴子・クリトン・亜紀
656-09 にんげんの悪事悪行秋澄めり -
656-10 留守電話聴きたる後の冷やかさ 未貴 3 こひつじ・鶴子・クリトン
656-11 秋夕焼奇跡を繋ぐ事例かな -
656-12 農事終へ戻る畦道彼岸花 クリトン 3 越冬こあら・野木編・未貴
656-13 事件ですドラマ始まる良夜です -
656-14 里山の一村いまも糸瓜垂る 泥亀 1 野木編
656-15 呑気てふ形があれば糸瓜かな こひつじ 4 越冬こあら・ヤチ代・未貴・亜紀
656-16 長々と厨の窓の糸瓜かな -
656-17 今年また使い切れずに糸瓜水 野木編 3 越冬こあら・ヤチ代・鶴子
656-18 冷やかやペアチケットの空の席 こひつじ 1 泥亀
656-19 冷やかに手水の水に五指重ね 鶴子 1 野木編
656-20 ガラス器に糸瓜ウオーター化粧水 -
656-21 朝刊を銜ふポストの冷えにけり -
656-22 冷やかに雨中の列の続きをり 亜紀 2 こひつじ・クリトン
656-23 強風に雨戸叩きし糸瓜かな -
656-24 井戸水の汲み置きてあり糸瓜棚 未貴 5 越冬こあら・ヤチ代・こひつじ・鶴子・クリトン
656-25 昨日けふと事件の多き藪枯らし -
656-26 冷ややかに湖を曳きゆく湖舟かな 泥亀 3 野木編・未貴・亜紀
656-27 鳳仙花と心配事の種弾く こひつじ 2 野木編・泥亀
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