第 676 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和元年6月30日
兼題:「滴り」、「夏座布団」、「世」 ※「世」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
676-01 地底湖へ滴り碧む龍泉洞 未貴 3 こひつじ・亜紀・クリトン
676-02 読経する僧侶座りし夏座布団 -
676-03 カフェテラス椅子に似合ひの夏座布団 -
676-04 滴りや二人合わせて百十八 -
676-05 大西日BGMの名は「世情」 -
676-06 空世辞も嬉し恥ずかし初浴衣 野木編 1 ヤチ代
676-07 七夕やいつか詠むべし辞世の句 こひつじ 2 クリトン・未貴
676-08 碁会所の本日よりは藺座布団 ヤチ代 5 泥亀・こひつじ・亜紀・未貴・越冬こあら
676-09 滴りを受くるアルマイトのコップ 亜紀 1 ヤチ代
676-10 夢の世やレースに乗りて世界旅 -
676-11 世話受けし病院を出る梅雨晴間 -
676-12 滴りの音軽やかに山に入る -
676-13 滴りの天衣無縫の虚空かな 泥亀 2 野木編・クリトン
676-14 滴りの八分音符と四分音符 ヤチ代 3 野木編・クリトン・未貴
676-15 輪のなかの静かな世界あめんぼう 未貴 5 野木編・ヤチ代・こひつじ・亜紀・越冬こあら
676-16 夕蛍あの世この世にある狭間 亜紀 3 泥亀・こひつじ・越冬こあら
676-17 本堂に夏座布団や市民寄席 野木編 4 泥亀・亜紀・未貴・越冬こあら
676-18 滴りの紡ぐ三千世界かな 泥亀 1 野木編
676-19 滴りや江戸へと向かふ旧街道 こひつじ 2 泥亀・越冬こあら
676-20 ずうずう弁の恩師を迎へ夏座布団 未貴 2 野木編・亜紀
676-21 夏座布団吾子の正座を褒めにけり こひつじ 2 ヤチ代・クリトン
676-22 滴りて分水嶺の更年期 野木編 2 ヤチ代・未貴
676-23 夏座布団木刀湯呑NHK 越冬こあら 1 こひつじ
676-24 板の間の夏座布団にねまる猫 亜紀 1 泥亀
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