第 687 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和元年月12月1日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
687-01 床暖房おしどり妻の隠し事 -
687-02 短日のトラクターにもウインカー こひつじ 3 野木編・未貴・越冬こあら
687-03 驪山の暮色のはじめ雪蛍 -
687-04 欲得もなく合はす掌や古都小春 未貴 2 ヤチ代・亜紀
687-05 老い二人令和元年無事に過ぐ -
687-06 持成しは粗茶縁側のちゃんちゃんこ ヤチ代 1 クリトン
687-07 暖房の音動き出す執務室 亜紀 4 ヤチ代・野木編・こひつじ・未貴
687-08 初冬やインスタ映えの流れ雲 クリトン 1 こひつじ
687-09 冬日さすホームの椅子に空き一つ こひつじ 4 ヤチ代・泥亀・クリトン・越冬こあら
687-10 寒昴接吻ひと目憚らず 越冬こあら 1 泥亀
687-11 落葉道となりに誰かゐるやうな 未貴 2 こひつじ・亜紀
687-12 障子越し朝日深々八畳へ -
687-13 パンダ見て新海苔を買ふ帰り道 ヤチ代 4 泥亀・野木編・こひつじ・越冬こあら
687-14 冬耕の鍬よどみなく進みけり 泥亀 1 クリトン
687-15 風強しおでん前線南下中 野木編 1 越冬こあら
687-16 冬ざれや人身事故に因る遅延 -
687-17 ぼく三つ手袋取って得意顔 野木編 1 クリトン
687-18 遠富士の車窓や小春の弁当箱 亜紀 2 泥亀・未貴
687-19 北時雨紐育市も碁盤の目 ヤチ代 2 未貴・越冬こあら
687-20 焚付けの上手く育ちし大焚火 未貴 2 ヤチ代・亜紀
687-21 歌声のだんだん揃ふクリスマス 亜紀 2 泥亀・野木編
687-22 うたた寝にラスト見逃がす炬燵かな こひつじ 4 野木編・クリトン・亜紀・未貴
687-23 冬日和背中のかゆき日暮かな 泥亀 2 ヤチ代・こひつじ
687-24 木枯しや赤提灯の招き猫 野木編 1 亜紀
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