第 689 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和元年12月29日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
689-01 冬至とてなんきんを煮て夜の膳 クリトン 2 越冬こあら・泥亀
689-02 口開ける信楽狸冬うらら 泥亀 3 ヤチ代・クリトン・未貴
689-03 吸物に皮を分けたる柚子湯かな こひつじ 1 野木編
689-04 気もそぞろ靴下に穴忘年会 野木編 1 未貴
689-05 クリスマステレビ観ながら一人酒 -
689-06 数へ日やいつものカフェの同じ席 亜紀 3 野木編・泥亀・こひつじ
689-07 手と足のネイルを塗つて湯ざめして ヤチ代 2 こひつじ・亜紀
689-08 くさめしてはならぬ時こそ出てしまふ -
689-09 横のマス二つ埋まらぬ冬日和 野木編 2 クリトン・越冬こあら
689-10 青年の肩我に触る暖房車 -
689-11 バリカンの分解掃除日短か 亜紀 4 ヤチ代・野木編・泥亀・こひつじ
689-12 編みかけのセーター隠す誕生日 野木編 1 クリトン
689-13 透きとほる薬膳スープ雪景色 未貴 4 越冬こあら・泥亀・こひつじ・亜紀
689-14 極月のクルクル回る更新中 越冬こあら 2 ヤチ代・未貴
689-15 大寒の畑を耕す男かな 泥亀 1 未貴
689-16 国振りの芋茎雑煮を頂きぬ 泥亀 1 未貴
689-17 悴むや夜空に響く信徒の歌 -
689-18 横丁は煮込み料理や空つ風 ヤチ代 3 クリトン・越冬こあら・亜紀
689-19 神仏の力及ばず風邪っ引き 越冬こあら 3 ヤチ代・こひつじ・亜紀
689-20 折り畳み傘を畳んで去年今年 亜紀 1 越冬こあら
689-21 方丈に赤き引力実万両 未貴 1 亜紀
689-22 悴むや落とした針が見つからぬ こひつじ 2 ヤチ代・野木編
689-23 ひとときを心ゆだねる冬薔薇 未貴 3 クリトン・野木編・泥亀
689-24 障子からまったりと陽が床の間へ -
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