第 690 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和2年1月12日
兼題:「ごまめ」、「楪(ゆづりは)」、「薬」 ※「薬」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
690-01 楪や渓流ツアーシャトルバス -
690-02 咳き込みて鶴折る母の薬包紙 野木編 4 ヤチ代・亜紀・こひつじ・越冬こあら
690-03 楪や同じ気持ちの一億人 -
690-04 久々の火鉢の薬缶湯気白し クリトン 1 未貴
690-05 薬喰ひ近江訛りの身につきし 泥亀 1 越冬こあら
690-06 歯並びの健やかなれと噛むごまめ 未貴 3 野木編・泥亀・クリトン
690-07 お湯で溶く漢方薬や日脚のぶ こひつじ 2 亜紀・未貴
690-08 お飾を片す薬局薬剤師 ヤチ代 2 野木編・越冬こあら
690-09 ごまめ噛む歯科医の話などをして -
690-10 楪や命(めい)ある限り近江の地 -
690-11 猫の居る土間にごまめの炊き上がる 泥亀 5 野木編・亜紀・こひつじ・越冬こあら・クリトン
690-12 楪や表札の名は薄らかに ヤチ代 1 野木編
690-13 それぞれに祝辞述べ終へごまめ食ぶ クリトン 1 泥亀
690-14 豆皿の田作ぱりつと立ち飲み屋 亜紀 3 野木編・泥亀・未貴
690-15 楪や干支の和菓子の白と紅 未貴 4 ヤチ代・こひつじ・越冬こあら・クリトン
690-16 田作や今年勤続四十年 -
690-17 ゆずり葉や米寿の父のスクワット 野木編 4 ヤチ代・亜紀・こひつじ・未貴
690-18 効く効かぬ親子譲らぬ漢方薬 越冬こあら 1 クリトン
690-19 田作や縺れ鳥獣戯画のごと 野木編 2 ヤチ代・クリトン
690-20 楪の時の重みを重ねけり 亜紀 1 泥亀
690-21 音立ててごまめ噛む力ありけり -
690-22 薬局へ二度の買いもの冬日和 未貴 2 亜紀・こひつじ
690-23 楪を飾らぬ家も朝日差す クリトン 1 泥亀
690-24 常備薬めきて啜れる納豆汁 亜紀 2 ヤチ代・未貴
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