第 730 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和3年7月25日
兼題:「夜濯」、「焼酎」、「小」 ※「小」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
730-01 焼酎の夜なれ又もや床に寝て 順之介 1 ゐてふ
730-02 逆立ちで終わる焼酎飲み比べ 越冬こあら 1 順之介
730-03 焼酎も昭和歌謡と離れたる -
730-04 夜濯で干した靴下奇数なり 大場 画餅 4 ゐてふ・クリトン・ヤチ代・こひつじ
730-05 夜濯にノーブラの胸たわたわと ヤチ代 1 未貴
730-06 夜濯やついでの帽子サンダルも -
730-07 夜濯の水の香りに眠くなる -
730-08 泥足の跡のマットや夜の濯ぎ -
730-09 夜濯にころんと小銭転がって ヤチ代 4 大場画餅・らくだ・クリトン・越冬こあら
730-10 芋焼酎臭いと共にぐっと飲む -
730-11 大小を比べてゐたる蝉の穴 亜紀 1 ゐてふ
730-12 焼酎や肥後もっこすの呑みっぷり -
730-13 瓶に挿し軽き色つや小判草 未貴 1 クリトン
730-14 芋焼酎ちびちび呑んで仲間入り 未貴 3 順之介・亜紀・越冬こあら
730-15 夜濯や乾けば滲みになる言葉 越冬こあら 3 大場画餅・順之介・らくだ
730-16 小学生新聞届く夏休み らくだ 3 順之介・越冬こあら・こひつじ
730-17 夜濯や屋根越しの山灯が一つ クリトン 1 未貴
730-18 焼酎や島唄歌ふ声の艶 ヤチ代 5 大場画餅・らくだ・亜紀・未貴・こひつじ
730-19 受け取りし中元小分けす侘び住い -
730-20 帰省した小さい犬はよく吠えた ゐてふ 1 ヤチ代
730-21 夜濯や明日の予定はキャンセルに らくだ 5 大場画餅・ヤチ代・亜紀・越冬こあら・未貴
730-22 夜濯を終へて見上ぐるけふの空 亜紀 1 ゐてふ
730-23 焼酎を呑んで本音を吐出して ゐてふ 1 クリトン
730-24 雲の峰老いて小さくなる歩幅 越冬こあら 5 順之介・ヤチ代・亜紀・未貴・こひつじ
730-25 焼酎の一升瓶を注ぐ湯呑み -
730-26 空っぽの小学校のプールかな こひつじ 4 大場画餅・らくだ・ヤチ代・越冬こあら
730-27 夜濯や潔白示す機械音 ゐてふ 1 亜紀
730-28 焼酎のピンとキリとを飲み比べ らくだ 2 ゐてふ・クリトン
730-29 オリパラの小旗少なき酷暑かな -
730-30 さざめきや小籠包と生ビール 順之介 2 らくだ・こひつじ
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