第 744 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和4年2月6日
兼題:「雪解」、「公魚」、「続」 ※「続」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
744-01 藁屋根の緻密な雪解雫かな 未貴 1 クリトン
744-02 雪解や木曽路に続く渓響き 泥亀 3 ゐてふ・亜紀・未貴
744-03 雪解や夫婦で通うラマーズ法 越冬こあら 2 ヤチ代・亜紀
744-04 俺達の冒険はまだ続く二月 ゐてふ 3 順之介・泥亀・未貴
744-05 公魚の輝く日和余呉の湖 泥亀 6 ゐてふ・らくだ・こひつじ・クリトン・越冬こあら・未貴
744-06 俳句のみ長続きせり鳴雪忌 こひつじ 2 順之介・越冬こあら
744-07 公魚や猫背の背中摩り合ふ ヤチ代 1 亜紀
744-08 公魚に座り続けて消す気配 -
744-09 釣りたてを揚げて公魚反り返り -
744-10 瓦屋根雪解の水が首を打つ -
744-11 続編のどこかで梅の香りけり らくだ 1 泥亀
744-12 公魚といふ質量を釣り上げる 順之介 2 こひつじ・未貴
744-13 公魚の消へて釣り池白い雲 -
744-14 ホイールを光らせて過ぐ雪解道 順之介 1 亜紀
744-15 雪解の其処此処の水ひかりたる らくだ 1 ヤチ代
744-16 天ぷらのための公魚だと思う らくだ 3 ゐてふ・ヤチ代・順之介
744-17 雪解の里の雫の鼓動かな こひつじ 2 クリトン・順之介
744-18 後続の電車つぎつぎ春の星 亜紀 1 ゐてふ
744-19 公魚の唐揚げ挟む親子かな -
744-20 庭続き寒さ堪へて立ち話 クリトン 2 越冬こあら・泥亀
744-21 雪解川別れの歌はハミングで 亜紀 1 泥亀
744-22 公魚や直ぐに弱音を吐く勇気 越冬こあら 1 らくだ
744-23 弟に続けて兄へ春の泥 未貴 3 らくだ・順之介・亜紀
744-24 雪解や地滑り続く最上川 泥亀 1 未貴
744-25 雪解や革靴数多磨き上ぐ ヤチ代 1 クリトン
744-26 雪解や衝動的に髪を切る ゐてふ 1 ヤチ代
744-27 続編の待たるる日々やフリージア ヤチ代 3 らくだ・こひつじ・越冬こあら
744-28 ぽつねんと公魚釣りの人となる 未貴 3 らくだ・こひつじ・越冬こあら
744-29 やはらかな時間の続く春炬燵 順之介 2 ヤチ代・泥亀
744-30 続編はやはり続編遅き春 越冬こあら 3 ゐてふ・こひつじ・クリトン
[本サイトのテキスト・画像等の無断複製使用は禁止]