第 745 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和4年2月20日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
745-01 LEDの雪洞仄か雛飾る こひつじ 1 らくだ
745-02 世話焼きを疎んじる子やつくづくし 越冬こあら 1 泥亀
745-03 ポキと折るアスパラガスの茎の音 -
745-04 猫の恋また空回りしてばかり 順之介 1 亜紀
745-05 春浅き路地の織り成す五叉路かな 順之介 2 ゐてふ・越冬こあら
745-06 鉄棒に置き忘れたる春ショール 泥亀 1 クリトン
745-07 紅梅やつぎつぎ通る選挙カー -
745-08 冴返るフォトフレームに銀の波 未貴 2 亜紀・泥亀
745-09 スキップにおさげが揺れる犬ふぐり -
745-10 麦を踏むサンバのリズム刻みつつ ゐてふ 2 こひつじ・らくだ
745-11 雪降つて迷路めきたる帰り道 亜紀 4 ゐてふ・ヤチ代・泥亀・クリトン
745-12 十代もいまも夜型春満月 らくだ 3 こひつじ・越冬こあら・未貴
745-13 春の雪通勤電車大混乱 -
745-14 推しメンの若きジュリーよ春炬燵 こひつじ 1 順之介
745-15 春遅遅やキエフミンスクベラルーシ 越冬こあら 3 ゐてふ・ヤチ代・泥亀
745-16 寒明や豪傑ひとり天国へ 越冬こあら 2 未貴・クリトン
745-17 板チョコを半分こして春の海 -
745-18 切り損ね箸に連なる若布かな ヤチ代 1 順之介
745-19 春遅々として返せないスペアキー らくだ 4 こひつじ・順之介・亜紀・未貴
745-20 春淡き川べり友とランチのち -
745-21 梅一輪夫婦の会話ぽつりぽつり こひつじ 4 らくだ・順之介・越冬こあら・クリトン
745-22 足首をさらす覚悟す浅き春 -
745-23 煙突を数へて歩く春の土手 ゐてふ 3 こひつじ・順之介・亜紀
745-24 菜の花の丘に自撮りの手を伸ばす 亜紀 2 ヤチ代・らくだ
745-25 園児たち手づかみにして春の雪 -
745-26 春風に押されて一歩前に出る 泥亀 1 ゐてふ
745-27 水仙をどかつと咲かせ駄菓子店 泥亀 4 こひつじ・ヤチ代・越冬こあら・未貴
745-28 道端にしゃがむちびっ子寒椿 クリトン 3 ゐてふ・泥亀・未貴
745-29 老梅の高く咲きたる梅の里 亜紀 2 らくだ・クリトン
745-30 浅春のこねる丸める上新粉 未貴 3 ヤチ代・亜紀・越冬こあら
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