第 749 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和4年4月17日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
749-01 花曇終着知れぬピルグリム 越冬こあら 2 ゐてふ・順之介
749-02 看護師のピンクの白衣うららけし ヤチ代 2 泥亀・こひつじ
749-03 制服の青も凛々しや朝桜 順之介 1 越冬こあら
749-04 行く春を最後に積みて貨車発ちぬ ゐてふ 2 らくだ・ヤチ代
749-05 春の虹生家は無人となりにけり こひつじ 1 クリトン
749-06 新しきチョーク置かるる四月かな ヤチ代 4 クリトン・ゐてふ・らくだ・越冬こあら
749-07 落花追う子の背中にもひらひらと クリトン 1 泥亀
749-08 草むらに隠せぬ雉の赤い顔 -
749-09 沈丁花療法はまた振り出しに 越冬こあら 2 泥亀・ヤチ代
749-10 行く春やフロントガラスに鳥の糞 こひつじ 1 順之介
749-11 新社員気の持ちやうと人は言ひ -
749-12 天丼はごはん少なめ花疲れ 順之介 4 らくだ・ヤチ代・こひつじ・越冬こあら
749-13 谷筋を行けば一本遅桜 -
749-14 揚々と花盗人の帰宅かな ゐてふ 3 クリトン・らくだ・順之介
749-15 二階から見る雲海や梨の花 らくだ 1 ゐてふ
749-16 見たはずの思ひ出せない春の夢 ヤチ代 2 クリトン・泥亀
749-17 耕運機動く田畑に花吹雪 -
749-18 好きに飲み直しています春炬燵 順之介 4 ゐてふ・泥亀・ヤチ代・越冬こあら
749-19 恋猫の声が遠のき深眠り 泥亀 1 順之介
749-20 鳥さかる川辺も空も電線も -
749-21 葉桜あをし自信をなくす我の眼に こひつじ 1 越冬こあら
749-22 叡山を丸ごと焼いてゐる夕焼 泥亀 1 こひつじ
749-23 花薊午後の授業をすっぽかし 越冬こあら 5 ゐてふ・らくだ・ヤチ代・順之介・こひつじ
749-24 近道の春田を通る通学児 泥亀 2 クリトン・こひつじ
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