第 750 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和4年5月1日
兼題:「朧」、「新茶」、「後」 ※「後」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
750-01 なにもせぬ贅沢午後のスイートピー 順之介 4 らくだ・ヤチ代・越冬こあら・こひつじ
750-02 残業を終えてひとりの新茶かな 順之介 1 越冬こあら
750-03 延暦に一期一会の新茶汲む 泥亀 1 らくだ
750-04 朧夜のタクシー乗り場に千鳥足 ヤチ代 1 泥亀
750-05 鉄棒の後ろ回りやチューリップ ヤチ代 5 クリトン・亜紀・未貴・越冬こあら・こひつじ
750-06 老二人空を眺めつ新茶汲む クリトン 2 順之介・越冬こあら
750-07 夕朧いづこへ消えし又三郎 未貴 1 泥亀
750-08 0対0後半戦の薄暑光 こひつじ 1 ヤチ代
750-09 潮まねき大き鋏を後退り 未貴 2 順之介・クリトン
750-10 其処此処に寄り添う猫や町おぼろ らくだ 1 亜紀
750-11 後方へ退く役者麦の秋 亜紀 1 こひつじ
750-12 散歩道頭上げれば山朧 -
750-13 福耳の人の悲恋を聞く朧 越冬こあら 3 ヤチ代・泥亀・亜紀
750-14 後続車キャッキャと騒ぐこどもの日 -
750-15 メルヘンの兎の遊ぶ朧月 泥亀 2 らくだ・未貴
750-16 新茶くむ五年振りなる故郷よ 未貴 2 順之介・亜紀
750-17 客人のしぞーか弁や新茶の香 越冬こあら 3 順之介・未貴・こひつじ
750-18 喰ひ初めの一汁三菜新茶かな こひつじ 1 クリトン
750-19 夏来る些事詳細は後廻し 越冬こあら 3 らくだ・ヤチ代・亜紀
750-20 埼玉を珠玉と読みてゐし朧 -
750-21 牛小屋に後架虻らの大唸り 泥亀 1 未貴
750-22 新しき茶筒に封を切る新茶 -
750-23 時計バンドの穴の歪んでゐる朧 亜紀 3 順之介・未貴・こひつじ
750-24 鐘おぼろ下駄を並べし修行僧 こひつじ 4 らくだ・クリトン・泥亀・越冬こあら
750-25 新しい茶器で淹れたる新茶かな らくだ 2 クリトン・ヤチ代
750-26 後見の説明を聞く四月尽 らくだ 1 泥亀
750-27 自転車の戻るポートや新茶の香 -
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