第 761 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和4年10月2日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
761-01 酔芙蓉この時間まだ素面です ヤチ代 4 クリトン・らくだ・亜紀・未貴
761-02 台風の先を自転車こいで行く 順之介 1 泥亀
761-03 遠山をのぞむ田んぼや彼岸花 クリトン 1 泥亀
761-04 冥界へ罠を仕掛けぬ鵙の贄 泥亀 1 ゐてふ
761-05 蟷螂と肩越し見合ひ大恐慌 -
761-06 野の墓に日の温みあり彼岸花 泥亀 4 ヤチ代・クリトン・らくだ・ゐてふ
761-07 木犀や住宅街の歯科医院 ヤチ代 1 越冬こあら
761-08 宵の窓遠くで香る金木犀 -
761-09 蓑虫や器用に生きること忘れ 泥亀 1 未貴
761-10 回りたるバウムクーヘン秋澄めり 亜紀 2 ヤチ代・こひつじ
761-11 栗飯の崩れぬやうに盛りにけり こひつじ 2 クリトン・順之介
761-12 秋日や登りカーブのいろは坂 ヤチ代 1 泥亀
761-13 木瓜の実がひとつ律儀に墓地の隅 -
761-14 凡人と叫ぶテレビや獺祭忌 越冬こあら 2 らくだ・順之介
761-15 水引草日陰が好きなわけじゃない らくだ 4 越冬こあら・クリトン・亜紀・未貴
761-16 つじつまを正しく合わせ九月尽 順之介 2 ゐてふ・泥亀
761-17 裾に実の貼りついて知る秋の草 らくだ 2 ヤチ代・クリトン
761-18 携帯の電源切れば天高し こひつじ 1 順之介
761-19 キーボードの音のみ聞こゆ秋の昼 亜紀 2 こひつじ・順之介
761-20 ゐのこづち弾いて列のしんがりに 未貴 2 らくだ・亜紀
761-21 おくすり手帳見返して過ぐ子規忌 -
761-22 日記には良きことのみや稲の花 こひつじ 3 未貴・ゐてふ・泥亀
761-23 夕月や分厚き本に栞して 未貴 2 越冬こあら・亜紀
761-24 飛び石はをんなの歩幅こぼれ萩 未貴 4 ヤチ代・らくだ・こひつじ・順之介
761-25 アドバルーン揚がり誓文払いかな クリトン 1 越冬こあら
761-26 秋刀魚焼く国を挙げての大葬儀 越冬こあら 2 こひつじ・未貴
761-27 免許証の悪人顔や秋日和 順之介 4 ヤチ代・こひつじ・亜紀・ゐてふ
761-28 うそ寒や待合室で待つ天命 -
761-29 今年まだ淋しきままの秋遍路 クリトン 1 越冬こあら
761-30 幕あいてふ合間せはしき秋扇 -
[本サイトのテキスト・画像等の無断複製使用は禁止]