第 769 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和5年1月22日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
769-01 寒の雨傘アスファルト医者通い -
769-02 置炬燵生きとし生けるもの眠る 越冬こあら 1 らくだ
769-03 クレーンの伸びる先には雪の雲 -
769-04 枯蔦や存在感の甲子園 泥亀 3 こひつじ・クリトン・越冬こあら
769-05 冬の鳥スマホ出す間に飛び立ちぬ ヤチ代 2 泥亀・未貴
769-06 寒風に背中を押され出勤す こひつじ 1 未貴
769-07 薄氷や親は愛して憎むもの こひつじ 1 泥亀
769-08 大寒や鞄に小さきマグボトル 亜紀 3 らくだ・ヤチ代・未貴
769-09 日脚伸ぶ決めかねてゐる旅プラン 未貴 2 らくだ・ヤチ代
769-10 そのうちに首まで入る炬燵かな らくだ 1 こひつじ
769-11 冬日和からころと絵馬鳴りにけり 順之介 4 こひつじ・亜紀・未貴・クリトン
769-12 生けるもの皆平和てふ春待ちぬ こひつじ 1 泥亀
769-13 常よりも少し控へて冬灯し 亜紀 3 らくだ・泥亀・越冬こあら
769-14 ご朱印の番号呼ばれ春隣 順之介 4 こひつじ・亜紀・未貴・越冬こあら
769-15 落花生ぴしぴし爆ぜる冬うらら -
769-16 薬味葱買ふのみに出づ静かな日 未貴 2 ヤチ代・順之介
769-17 熱燗や調子にのつて居りました 順之介 3 らくだ・ヤチ代・亜紀
769-18 臘梅やうれしいことを数えよう らくだ 5 こひつじ・ヤチ代・順之介・クリトン・越冬こあら
769-19 コンビニのおでん抱えて緩歩かな -
769-20 冬晴れの道頓堀に群れ鰻 -
769-21 山茶花の散りし赤踏み子等下校 -
769-22 終わりのない賢治のことば冬銀河 未貴 3 順之介・亜紀・越冬こあら
769-23 大寒の朝風呂炊いて居りにけり ヤチ代 4 順之介・泥亀・亜紀・クリトン
769-24 冬ざれに赤を添えたる蕾かな らくだ 2 順之介・クリトン
769-25 冬の夜親の気持ちがわかる夜 -
769-26 ゴミ置き場カラスが数羽寒の雨 -
769-27 玄関の間口ひろびろ寒椿 -
[本サイトのテキスト・画像等の無断複製使用は禁止]