第 771 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和5年2月19日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
771-01 のどけしや猫舌といふ独逸菓子 越冬こあら 3 らくだ・亜紀・未貴
771-02 梅見旅スマホを置いてまず一献 クリトン 1 順之介
771-03 遠富士の見ゆる桟橋春夕焼 -
771-04 恋猫のひっつき虫の戦利品 -
771-05 春の田やチョコレート色の鳥が来て クリトン 3 順之介・ゐてふ・泥亀
771-06 雉もまだ声の準備ができてない らくだ 3 ゐてふ・未貴・泥亀
771-07 鉛筆の芯尖らせる夜の朧 亜紀 3 越冬こあら・らくだ・ヤチ代
771-08 スタートの位置に紅梅滑り台 ヤチ代 1 クリトン
771-09 半玉をざくざく甘し春キャベツ 順之介 2 亜紀・ゐてふ
771-10 春寒のポストにピザのメニューかな -
771-11 麦踏や背負ふ赤子は泣き止まず こひつじ 2 クリトン・亜紀
771-12 春浅し蒸籠に並ぶ酒饅頭 -
771-13 ひれ酒の味確かめつ春を待つ -
771-14 春コート負けぬと決めて歩き出す 順之介 5 越冬こあら・こひつじ・亜紀・ゐてふ・ヤチ代
771-15 朧夜や母の小言の様な本 越冬こあら 5 こひつじ・亜紀・順之介・未貴・ヤチ代
771-16 お隣のまだ気が付かぬ蕗の薹 ヤチ代 1 越冬こあら
771-17 何処までもさざなみを生み春の鴨 未貴 1 らくだ
771-18 白魚をこぼれんばかり飯の上 こひつじ 2 クリトン・未貴
771-19 春風やボックスティッシュまとめ買い -
771-20 耕人の黙々と掘る己が影 未貴 2 こひつじ・泥亀
771-21 カレンダーそうだ天皇誕生日 らくだ 1 越冬こあら
771-22 春来る天使の梯子を降りて来る ゐてふ 2 こひつじ・順之介
771-23 待春の光あふれる余呉の湖 泥亀 1 クリトン
771-24 コロイドの粒子蠢く春の塵 ゐてふ 1 泥亀
771-25 全身の声絞り出す百千鳥 -
771-26 クロッカス大人にはおとなの塗絵 -
771-27 妻描きし軸に掛け替へ雛の宴 クリトン 3 らくだ・こひつじ・泥亀
771-28 永き日や聖堂ふたつ結ぶ橋 亜紀 2 越冬こあら・順之介
771-29 前髪の分け方迷ふ春帽子 ゐてふ 4 クリトン・らくだ・未貴・ヤチ代
771-30 演はねて春の和菓子を買ふ銀座 未貴 2 ゐてふ・ヤチ代
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