第 772 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和5年3月5日
兼題:「春雷」、「土筆」、「様」 ※「様」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
772-01 春の雷いつの間に帰ったパンダ -
772-02 春雷や青信号を濡れたまま クリトン 1 ゐてふ
772-03 春雷や渡り廊下を児がひとり 未貴 1 順之介
772-04 土手昇り土筆を摘んで大はしゃぎ クリトン 2 順之介・未貴
772-05 お疲れ様と渡される木の芽田楽 -
772-06 春雷に乱れ無き飴切の音 ヤチ代 2 順之介・越冬こあら
772-07 つくしんぼじゃんけんポンはチョキばかり 越冬こあら 3 ヤチ代・らくだ・こひつじ
772-08 王様の栄枯盛衰花ミモザ 越冬こあら 1 ゐてふ
772-09 つくしんぼ内輪げんかのやうに折れ 未貴 1 越冬こあら
772-10 食卓の話題の主は土筆かな -
772-11 土筆摘む少女の様にしゃがみ込み こひつじ 1 クリトン
772-12 春セーター細くて淡い縞模様 -
772-13 黒髪に混じる白髪春の雷 亜紀 1 未貴
772-14 春雷や音楽室といふシェルター 順之介 6 ヤチ代・らくだ・クリトン・こひつじ・亜紀・ゐてふ
772-15 育業と呟いてみるつくしんぼ 順之介 1 ヤチ代
772-16 春雷やかかとの折れしハイヒール こひつじ 1 らくだ
772-17 様子見のための外出春の泥 亜紀 1 越冬こあら
772-18 クレヨンのやうに並んでつくしんぼ 亜紀 2 越冬こあら・ゐてふ
772-19 返信に様を書き足す二月尽 ヤチ代 5 順之介・こひつじ・亜紀・未貴・越冬こあら
772-20 梅園は五分咲き模様開園日 クリトン 1 ヤチ代
772-21 春雷やパパとママにもある秘密 越冬こあら 3 クリトン・こひつじ・亜紀
772-22 春一番貴様私のつけま返せ ゐてふ 1 らくだ
772-23 死に様は無様でよろし椿落つ こひつじ 3 亜紀・未貴・ゐてふ
772-24 昨日見し土筆あらかた摘まれけり らくだ 2 ヤチ代・未貴
772-25 うららかや濃くなる魚の縞模様 未貴 4 らくだ・順之介・こひつじ・亜紀
772-26 生なれど色は香ばしつくつくし -
772-27 公園の子ども駆け出す春の雷 らくだ 1 クリトン
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