第 773 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和5年3月19日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
773-01 沈丁花知らない街の顔馴染み 越冬こあら 2 こひつじ・未貴
773-02 春雷やまつすぐの球打ちあぐむ 亜紀 1 らくだ
773-03 お下がりを喜んで着て卒業す こひつじ 3 クリトン・らくだ・泥亀
773-04 北窓を開いたものの閉じようか らくだ 1 ゐてふ
773-05 北窓開く老眼鏡の見つかりぬ ヤチ代 2 順之介・泥亀
773-06 不織布を未だ手放せぬ花粉症 -
773-07 街路樹の下黄水仙囲みをり -
773-08 蟻穴を踏まれるために出でたるか -
773-09 原つぱを横断したるしやぼん玉 亜紀 4 こひつじ・順之介・未貴・越冬こあら
773-10 春菜や歯の幸福は噛み心地 越冬こあら 1 ゐてふ
773-11 少しだけ歩容を落とす春の昼 -
773-12 桜咲く本日着の宅配便 亜紀 4 ヤチ代・クリトン・こひつじ・越冬こあら
773-13 焼き栄螺くるりと廻る鳴門浜 -
773-14 紫雲英田よヨギボーの寝心地よ -
773-15 海峡の蒼き響きや啄木忌 -
773-16 デージーのほとりにアフタヌーンティー -
773-17 慈しむものは小さし春の雨 未貴 4 こひつじ・らくだ・亜紀・泥亀
773-18 草餅喰ぶ人力車嵐山 泥亀 1 越冬こあら
773-19 でたらめの鼻歌が好き白木蓮 順之介 2 ヤチ代・こひつじ
773-20 小結の元気に勝ちて日永かな 順之介 2 ゐてふ・越冬こあら
773-21 夜半の春いざや楽しき夢を見ん ゐてふ 1 未貴
773-22 イーゼルを立てれば匂う春の土 未貴 5 ヤチ代・クリトン・ゐてふ・らくだ・亜紀
773-23 蛇穴を出で欠伸する日和かな クリトン 1 順之介
773-24 亡き友の秀句を偲ぶ猫柳 こひつじ 4 クリトン・順之介・越冬こあら・泥亀
773-25 公園の花の芽ふくらみ人待ち顔 クリトン 3 ヤチ代・未貴・泥亀
773-26 毎食後二錠服用春一番 -
773-27 お帰りと聴こえたような風信子 順之介 3 クリトン・らくだ・亜紀
773-28 のどけしや売れそうなもの見当たらず らくだ 3 ヤチ代・ゐてふ・未貴
773-29 フラスコに映る半身ヒヤシンス ヤチ代 2 順之介・亜紀
773-30 春雷の届く瀬戸内浪平ら 泥亀 1 亜紀
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