第 774 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和5年4月2日
兼題:「花」、「日永」、「土」 ※「土」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
774-01 謎の土器出土の村の春祭 ゐてふ 4 ヤチ代・亜紀・らくだ・こひつじ
774-02 白壁の土蔵を登る蔦若葉 泥亀 2 未貴・亜紀
774-03 花明り頼りに進む夜の淵 ゐてふ 1 らくだ
774-04 花揺れるペールブルーの空の下 泥亀 1 未貴
774-05 延々とシュレッダーする日永かな らくだ 4 ヤチ代・順之介・越冬こあら・ゐてふ
774-06 永き日の草深くして故郷あtり -
774-07 お土産の大福提げて夕桜 未貴 2 順之介・越冬こあら
774-08 老衰死近づく母の日永かな -
774-09 参道の脇へと招く花明り 未貴 2 こひつじ・ゐてふ
774-10 土曜日の土間に長ぐつ若葉冷 亜紀 1 未貴
774-11 山降り田畑眺めて日永かな -
774-12 ちまちまと喰う寝る遊ぶ日永かな -
774-13 すれ違ふ人にあいさつ花菜風 亜紀 1 泥亀
774-14 予定は入れぬ土曜日の万愚節 ヤチ代 4 順之介・泥亀・らくだ・こひつじ
774-15 土曜日の新聞重きエイプリルフール らくだ 2 順之介・こひつじ
774-16 目を見張り声を失ふ花盛り -
774-17 土学ぶ生徒数多や春景色 越冬こあら 2 未貴・ゐてふ
774-18 闇に咲く花に怯えし幼少期 順之介 1 泥亀
774-19 春光や土産にもらふ貝細工 順之介 3 クリトン・越冬こあら・亜紀
774-20 二人には日永もあつと言ふ長さ ヤチ代 2 クリトン・らくだ
774-21 年度末土木事務所は超多忙 クリトン 2 ヤチ代・ゐてふ
774-22 永き日の椅子順繰りに人がくる 未貴 4 順之介・越冬こあら・亜紀・らくだ
774-23 花吹雪園児の顔にシャッター音 -
774-24 終わらない井戸端会議日永かな ゐてふ 1 泥亀
774-25 雨を耐え褒められるべく花満ちる -
774-26 再放送また見てしまふ日永かな 亜紀 4 ヤチ代・クリトン・越冬こあら・未貴
774-27 花曇り人も順々古くなり 越冬こあら 2 泥亀・亜紀
774-28 鳥が枝移りし度に花吹雪 こひつじ 1 クリトン
774-29 皮靴を土まみれにす入学子 -
774-30 ちょい飲みのはしご三軒日永かな 順之介 4 ヤチ代・クリトン・こひつじ・ゐてふ
[本サイトのテキスト・画像等の無断複製使用は禁止]