第 775 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和5年4月16日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
775-01 花冷えや三差路は皆行止り 越冬こあら 1 らくだ
775-02 惜春や神様なれば如何許り -
775-03 黄砂来てアレルギーとかチャイナとか ヤチ代 1 ゐてふ
775-04 変顔をしても独りの夏みかん 順之介 4 ヤチ代・亜紀・こひつじ・ゐてふ
775-05 春落葉明るき音のひとつづつ 亜紀 1 順之介
775-06 ウィンドウの生薬の根や夏近し -
775-07 指先に数を感じて種蒔きぬ こひつじ 5 ヤチ代・亜紀・未貴・順之介・クリトン
775-08 清明や見るものすべて生き生きと -
775-09 老鶯に背中押されて高野道 クリトン 1 らくだ
775-10 古里は額縁のなか昭和の日 順之介 6 ヤチ代・亜紀・こひつじ・越冬こあら・クリトン・ゐてふ
775-11 桜散るちかちかはらはらそわそわと -
775-12 沿道に散り敷く落花また桜 -
775-13 手と手なら崖のすかんぽ届きそう 未貴 2 ヤチ代・クリトン
775-14 即入居可の燕の巣争奪戦 らくだ 2 未貴・順之介
775-15 聖金曜日愛の起源を探る -
775-16 花冷やマンションタイプの墓地探す ゐてふ 1 こひつじ
775-17 隣町歩き疲れて山笑ふ クリトン 1 ゐてふ
775-18 ひとりベンチに桜蘂降る音を聞く らくだ 1 こひつじ
775-19 春夕焼準特急を包み込み ヤチ代 2 泥亀・未貴
775-20 水の精秘めし湖国のボートレース 泥亀 1 クリトン
775-21 葉桜やボール禁止の立て看板 こひつじ 4 亜紀・未貴・順之介・越冬こあら
775-22 いちにちをゆつくり過ごす遠蛙 亜紀 3 らくだ・泥亀・越冬こあら
775-23 メモの字が今日は判らず花は葉に -
775-24 子育てはあっといふ間や葱坊主 こひつじ 3 らくだ・ヤチ代・越冬こあら
775-25 幸せな街に謙虚な春驟雨 越冬こあら 1 泥亀
775-26 朧月鎮痛剤の効いてきし ヤチ代 7 らくだ・泥亀・亜紀・こひつじ・順之介・越冬こあら・クリトン
775-27 鳥声のときどき届くつちぐもり -
775-28 すずなりの八重桜まあ重そうな らくだ 1 ゐてふ
775-29 園児バスコース変更4月かな クリトン 1 泥亀
775-30 満開の桜に怖い夢を見る 泥亀 1 未貴
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