第 776 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和5年4月30日
兼題:「卯の花腐し」、「柏餅」、「痛」 ※「痛」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
776-01 兄をこ越す弟の背や柏餅 -
776-02 男(を)の子生さぬ友の手作り柏餅 -
776-03 痛恨のポテンヒットや風薫る 泥亀 4 ヤチ代・順之介・ゐてふ・こひつじ
776-04 列島のど真ん中の柏餅 -
776-05 四月尽愉快痛快奇々怪々 越冬こあら 1 泥亀
776-06 痛い鍼ありませんかと春の昼 らくだ 1 越冬こあら
776-07 柏餅くるまるという治療法 -
776-08 卯の花腐し帰りは下る坂上る 越冬こあら 1 らくだ
776-09 男子でも子でもなけれど柏餅 ゐてふ 1 亜紀
776-10 卯の花腐し時計の針を動かして 亜紀 3 順之介・泥亀・こひつじ
776-11 風船へ心痛の息少し吹く 未貴 1 泥亀
776-12 さあ夏だ成長痛の生徒諸君 順之介 3 ヤチ代・ゐてふ・こひつじ
776-13 この町で大人になつて柏餅 亜紀 5 ヤチ代・順之介・越冬こあら・らくだ・こひつじ
776-14 痛快な冒険漫画読む薄暑 ヤチ代 1 未貴
776-15 伊勢参愉快痛快珍道中 ゐてふ 1 ヤチ代
776-16 片頭痛引きし若葉の深呼吸 こひつじ 4 らくだ・泥亀・亜紀・未貴
776-17 卯の花腐しお香の煙くねくねと こひつじ 2 順之介・越冬こあら
776-18 大人びた小学生よ柏餅 順之介 4 ヤチ代・越冬こあら・未貴・こひつじ
776-19 包帯を巻き替へ卯の花腐しかな 順之介 2 越冬こあら・泥亀
776-20 卯の花腐し一族の墓は奥 未貴 3 らくだ・亜紀・ゐてふ
776-21 痛きほど繋ぐ手のひら畦青む -
776-22 卯の花腐し悩ましき馬場造園課 -
776-23 柏餅形良き葉を選び摘む -
776-24 スプレーは無臭卯の花腐しかな ヤチ代 3 順之介・亜紀・未貴
776-25 卯の花腐し粛々と早着替へ ゐてふ 2 らくだ・亜紀
776-26 柏餅味噌餡すでに売り切れて らくだ 1 ゐてふ
776-27 大仏の奈良は卯の花腐しかな 泥亀 2 未貴・ゐてふ
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