第 781 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和5年7月9日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
781-01 京料理淡路の鱧の骨を切り -
781-02 ただいまと守宮に言って鍵開ける らくだ 3 順之介・ヤチ代・未貴
781-03 江ノ島へ背中押さるる南風 亜紀 2 順之介・泥亀
781-04 休講のアイスコーヒー紙燐寸 越冬こあら 3 こひつじ・順之介・亜紀
781-05 水母この海原ゆけば戦火濃し 未貴 5 クリトン・こひつじ・らくだ・亜紀・ヤチ代
781-06 沙羅の花白し言葉を遠回り 未貴 1 らくだ
781-07 虹が出ていたとネットの記事で知る -
781-08 寄り道の好きなアメンボ空を飛ぶ 泥亀 1 越冬こあら
781-09 日射病木陰に寄せて車待つ クリトン 1 泥亀
781-10 一張の蚊帳に兄弟三人は 越冬こあら 1 クリトン
781-11 一晩中文句も言わず扇風機 らくだ 3 クリトン・越冬こあら・泥亀
781-12 蛍火や海のようなる母の愛 泥亀 1 こひつじ
781-13 青梅雨やクリアファイルの膨張し -
781-14 日傘を傾ぐ失恋によよと泣き -
781-15 夏の月ウェーブ髪のギター弾き ヤチ代 2 順之介・未貴
781-16 籐椅子のぎぎと軋みて風ちりん 越冬こあら 2 亜紀・ヤチ代
781-17 前髪を分けて撫でつけ小暑かな 順之介 3 こひつじ・亜紀・ヤチ代
781-18 邪心なき子等の歌声アマリリス 亜紀 3 越冬こあら・未貴・泥亀
781-19 梅雨荒れのニュース日照りの我が家かな -
781-20 裄短し遺品整理の単衣かな こひつじ 2 クリトン・順之介
781-21 浮人形ネット袋に干されけり ヤチ代 1 らくだ
781-22 冷奴胡坐の中の指定席 ヤチ代 2 越冬こあら・泥亀
781-23 水占の井戸も明るき夏詣 順之介 1 らくだ
781-24 石段のあじさい寺の「凶」御籤 -
781-25 古団扇馴染んでゐたる茶の間かな 亜紀 3 クリトン・らくだ・ヤチ代
781-26 梅雨晴れ間戦は嫌と指で書く 泥亀 2 越冬こあら・未貴
781-27 はつらつと走りし夢よ明易し 順之介 3 こひつじ・亜紀・未貴
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