第 780 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和5年6月25日
兼題:「夏帽子」、「鮎」、「席」 ※「席」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
780-01 麦藁帽畑に一人堰を切り クリトン 1 未貴
780-02 花火上がるとなりの席のかわいい子 -
780-03 豪快に笑ふ女将や鮎料理 こひつじ 4 順之介・亜紀・ゐてふ・ヤチ代
780-04 久々の握手夏帽子を外し 未貴 1 らくだ
780-05 鮎食べてオリーブ色の指の先 未貴 1 越冬こあら
780-06 植物に話しかけてる夏帽子 順之介 5 クリトン・越冬こあら・こひつじ・ゐてふ・ヤチ代
780-07 串焼きの鮎の喜ぶ塩加減 -
780-08 鮎土産何を返していいものか -
780-09 すらすらと絵手紙を描く鮎の宿 順之介 4 らくだ・亜紀・未貴・泥亀
780-10 空席は自由席なり夏の月 未貴 1 こひつじ
780-11 遠慮せず弱冷房車優先席 -
780-12 枡席の浴衣姿や沈薫る ゐてふ 2 亜紀・未貴
780-13 投げ捨てて凹む喧嘩の夏帽子 こひつじ 2 クリトン・ヤチ代
780-14 軽く塩酒振りかけて鮎焼きぬ ゐてふ 1 泥亀
780-15 鮎を焼く口をとんがらかしたまま 越冬こあら 1 順之介
780-16 冷房や遅れて一番前の席 -
780-17 相席の人は同郷なすび漬 亜紀 4 越冬こあら・未貴・ゐてふ・泥亀
780-18 夏帽子西班牙迄は十四時間 越冬こあら 1 ヤチ代
780-19 三限はスキップでYOLO夏帽子 ゐてふ 1 泥亀
780-20 夏帽子遊び疲れて寝る車中 亜紀 3 クリトン・こひつじ・ヤチ代
780-21 某私立小学校の夏帽子 ヤチ代 4 亜紀・こひつじ・ゐてふ・泥亀
780-22 ペーロンや応援席の総立ちに 泥亀 3 クリトン・らくだ・こひつじ
780-23 矍鑠とパナマ帽子の鞍馬山 泥亀 1 越冬こあら
780-24 御徒町金魚玉買う寄席帰り 越冬こあら 1 順之介
780-25 汗拭ふ相席客に会釈して こひつじ 3 らくだ・順之介・未貴
780-26 いつの間に黒が主流の夏帽子 -
780-27 鮎頂きて大吟醸の封を切る ヤチ代 1 クリトン
780-28 渓の宿鮎の馴れ寿司頂きぬ -
780-29 鮎の星眼福ののち塩を振る -
780-30 即席の麺を待つ間の麦茶かな ヤチ代 5 らくだ・越冬こあら・順之介・亜紀・ゐてふ
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