第 779 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和5年6月11日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
779-01 新聞の値上げの知らせ梅雨に入る らくだ 2 こひつじ・越冬こあら
779-02 大荒れの梅雨に街頭放送が クリトン 1 未貴
779-03 右手にスマホ左手に青林檎 ヤチ代 2 泥亀・亜紀
779-04 牛蛙ひとには馬鹿にされてよし 順之介 3 クリトン・ヤチ代・越冬こあら
779-05 夏空やにょきにょき生える好奇心 越冬こあら 2 こひつじ・順之介
779-06 モニターを二台並べてさみだるる 亜紀 1 らくだ
779-07 巻貝の涼しく夢をみるやうな 未貴 2 らくだ・亜紀
779-08 古本の誰ぞの傍線栗の花 順之介 2 未貴・泥亀
779-09 生真面目に育てし牡丹そつぽ向く -
779-10 蜥蜴横切りぬ秒速五メートル こひつじ 2 らくだ・順之介
779-11 紫陽花の熊野古道異邦人 -
779-12 郭公が鳴いてノウハウ本に飽き 未貴 1 越冬こあら
779-13 園児たち植田の前でお弁当 クリトン 1 泥亀
779-14 手すり這う蜥蜴は青き尾が自慢 未貴 3 クリトン・ヤチ代・越冬こあら
779-15 どくだみの花白ければ刈らずおく らくだ 2 クリトン・順之介
779-16 犬小屋の剥げてるペンキ柿若葉 ヤチ代 3 クリトン・順之介・泥亀
779-17 妻きんきん私常温水羊羹 -
779-18 一瞬にオセロの白が青嵐 ヤチ代 2 こひつじ・亜紀
779-19 餌を撒く我に怯へる目高かな こひつじ 3 ヤチ代・未貴・泥亀
779-20 梅雨めくや切符切消え切符消え 越冬こあら 2 順之介・亜紀
779-21 捕虫網無邪気になつてをりにけり -
779-22 夏の山腰痛抱え見上ぐれば -
779-23 異世界に行って戻って明易し らくだ 1 クリトン
779-24 緑蔭にジャズのリズムや指鳴らす -
779-25 ビール飲むおのが稼ぎといふ旨味 順之介 2 ヤチ代・こひつじ
779-26 ダービーや鞭打つ騎手を振り落とし こひつじ 2 らくだ・未貴
779-27 釣堀や風と俺との自由席 泥亀 6 らくだ・ヤチ代・こひつじ・越冬こあら・未貴・亜紀
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