第 783 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和5年8月6日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
783-01 アロエジェル日焼の肌にたっぷりと -
783-02 サングラス似合はぬ顔のパーツかな こひつじ 1 泥亀
783-03 風力のプロペラの群れ晩夏光 越冬こあら 3 クリトン・ゐてふ・未貴
783-04 水中花ひらく昭和の気泡瓶 こひつじ 3 越冬こあら・順之介・亜紀
783-05 そばかすがきらきらしてる夏の浜 順之介 1 らくだ
783-06 雷走る湖上遥かに伊吹山 泥亀 1 らくだ
783-07 宴会のドレスのままに蛍狩 泥亀 3 クリトン・らくだ・亜紀
783-08 水槽に波風立てず金魚棲む こひつじ 4 らくだ・ゐてふ・越冬こあら・順之介
783-09 向かひ合ふ小さきテーブル氷水 亜紀 2 クリトン・越冬こあら
783-10 横断歩道闊歩して行く夏の宵 亜紀 3 泥亀・順之介・未貴
783-11 気が澱むビルの谷間の熱帯夜 ゐてふ 1 クリトン
783-12 炎昼に為す術も無く電信棒 越冬こあら 1 ゐてふ
783-13 付かず離れずが信条帰省の子 -
783-14 三伏や小さめに握る塩むすび 順之介 3 こひつじ・泥亀・亜紀
783-15 蝉の声少なし地球沸騰化 -
783-16 風涼し骨伝導で聴くバッハ 越冬こあら 3 こひつじ・亜紀・未貴
783-17 モール内巡りて避暑の旅気分 ゐてふ 1 亜紀
783-18 待ちわびし雨連れ来るはたた神 -
783-19 朝散歩耳を突き刺す蝉の声 クリトン 1 泥亀
783-20 散会の後の一人や夜店の灯 未貴 2 ゐてふ・越冬こあら
783-21 飲みものを選ぶささやき葭簀茶屋 順之介 4 クリトン・こひつじ・越冬こあら・未貴
783-22 蟻の列前にミミズが枯れてをり クリトン 2 ゐてふ・順之介
783-23 久し振り河内音頭を浴衣着て クリトン 1 らくだ
783-24 悔いも又人生である帰省かな 泥亀 1 こひつじ
783-25 蜘蛛は囲を略す節電要請中 未貴 1 泥亀
783-26 風鈴の添い寝のような奏でかな 未貴 2 こひつじ・順之介
783-27 宝物殿出でて炎天下の信号 亜紀 1 未貴
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