第 789 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和5年10月29日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
789-01 診療所帰りとぼとぼ秋の暮 クリトン 3 越冬こあら・未貴・順之介
789-02 ポケットの団栗ともに洗濯機 こひつじ 3 らくだ・クリトン・越冬こあら
789-03 後の月ごめんなさいとつぶやいて らくだ 1 順之介
789-04 朝寒の湾岸道路ひた走る -
789-05 ひとりシーソー秋風の通過点 未貴 1 越冬こあら
789-06 手のひらに石の丸きを乗せ秋思 亜紀 3 ヤチ代・らくだ・クリトン
789-07 秋朝の窓開け閉めてひと思案 越冬こあら 1 亜紀
789-08 爽涼の日比谷に人を待たせけり 順之介 3 ヤチ代・らくだ・こひつじ
789-09 うっとりと見入る糸瓜のくびれかな こひつじ 2 泥亀・亜紀
789-10 下手ぴいな太鼓もまざり里祭 順之介 2 越冬こあら・未貴
789-11 秋晴の一日近くの低い山 クリトン 1 泥亀
789-12 草紅葉明日へつづく今日の道 順之介 2 泥亀・クリトン
789-13 灯火親し回し読みする句集かな ヤチ代 2 こひつじ・順之介
789-14 蔦かづら通学路であり通勤路 ヤチ代 3 泥亀・こひつじ・越冬こあら
789-15 秋深し蛤門の弾の痕 泥亀 2 クリトン・順之介
789-16 躊躇する心に点火からすうり 未貴 2 ヤチ代・亜紀
789-17 パリパリの鞘に合歓の実たよりなし らくだ 1 未貴
789-18 橋渡り終えたる釣瓶落しかな -
789-19 十三夜ラインで言はれ縁側へ クリトン 1 未貴
789-20 パトカーのPOLICE輝く夜寒かな -
789-21 後の月可もなく不可もなき余生 越冬こあら 3 泥亀・らくだ・こひつじ
789-22 後の月生家の蔵の白き壁 こひつじ 2 クリトン・亜紀
789-23 をみなへし別離の時はよそ見して 泥亀 2 らくだ・順之介
789-24 今少し生きてゆきます秋なりき -
789-25 蓑虫を揺らす溜め息倦怠期 未貴 1 ヤチ代
789-26 晩秋や万人同じ星の上 越冬こあら 3 ヤチ代・未貴・亜紀
789-27 菊供養歌舞伎役者の手形見て ヤチ代 1 こひつじ
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