第 788 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和5年10月15日
兼題:「栗飯」、「木の実落つ」、「尾」 ※「尾」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
788-01 山盛りは幸せの形栗ごはん 未貴 2 ヤチ代・順之介
788-02 爽やかや指圧を受ける尾の名残 -
788-03 栗飯や男ばかりの大食堂 越冬こあら 5 ヤチ代・こひつじ・未貴・亜紀・泥亀
788-04 とどまるを知らぬ木の実の振り続く -
788-05 木の実落つ転がり易き形して 順之介 3 らくだ・こひつじ・クリトン
788-06 秋思ふ仙骨恥骨尾てい骨 越冬こあら 2 らくだ・亜紀
788-07 久闊の友に栗差し出す栗ごはん -
788-08 秋雨や最後尾なる停留所 亜紀 3 順之介・こひつじ・越冬こあら
788-09 秋風に吹かれにんげん尾を恋ふか 未貴 1 泥亀
788-10 桐一葉尾を引きながら落ちにけり 泥亀 1 順之介
788-11 栗飯や手間を惜しまぬ母の味 こひつじ 5 ヤチ代・らくだ・クリトン・泥亀・越冬こあら
788-12 木の実落つ転がるそこに坂あらば こひつじ 1 未貴
788-13 比良林道木の実を落とす子らの声 -
788-14 秋刀魚二尾焼いてあるのを買いにけり ヤチ代 1 クリトン
788-15 毬はずし実をとりだして栗ご飯 -
788-16 石段へ音階のごと木の実落つ 亜紀 4 順之介・こひつじ・未貴・泥亀
788-17 何事もなき日を祝う栗の飯 順之介 3 ヤチ代・らくだ・こひつじ
788-18 園の庭駆ける児の前木の実落ち -
788-19 栗ご飯ごつごつ盛りて一杯目 亜紀 3 順之介・クリトン・越冬こあら
788-20 紅葉の山見るたびに思ふ尾瀬 クリトン 1 泥亀
788-21 ガレージの屋根に木の実の落つる音 ヤチ代 1 亜紀
788-22 木の実落つ街は矩形の空ばかり -
788-23 栗飯の日は大盛りを許します らくだ 1 未貴
788-24 嘘つきの尻尾を掴む夜寒かな こひつじ 2 亜紀・越冬こあら
788-25 大きさも色もさまざま木の実落つ -
788-26 栗飯の炊ける匂ひやワンルーム ヤチ代 3 クリトン・未貴・越冬こあら
788-27 十六夜の月に九尾を晒しけり 順之介 3 ヤチ代・らくだ・亜紀
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