第 801 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和6年4月14日
兼題:なし

No.  俳          句 作  者 選          者
801-01 花の人畳んで潰し丸めてポイ -
801-02 野遊びに一品各自持参せよ ヤチ代 1 越冬こあら
801-03 春燈や壁にぱりっと時間割 こひつじ 2 らくだ・亜紀
801-04 ゆうべのことないしょにしてねゆきやなぎ 早香 1 順之介
801-05 春泥を弾き飛ばして車椅子 泥亀 2 ゐてふ・クリトン
801-06 囀りや閉まりし門の中の庭 クリトン 1 泥亀
801-07 散る桜追っかけ回る園児たち -
801-08 中央分離帯に燃ゆ躑躅かな -
801-09 釣竿のぴくりともせず蝶の昼 亜紀 1 らくだ
801-10 悠久の時の流れや花筏 未貴 3 こひつじ・越冬こあら・ゐてふ
801-11 脚太き子犬と遊ぶ春の夢 ゐてふ 3 早香・順之介・泥亀
801-12 通知音消してをりたる花疲れ 亜紀 2 こひつじ・ヤチ代
801-13 一日分深まる春や家事育児 越冬こあら 1 ゐてふ
801-14 鶯や比良源流の清々し -
801-15 好きな曲にがてな楽器はなぐもり 未貴 4 ヤチ代・順之介・越冬こあら・クリトン
801-16 春眠のどこかで泣いている気配 らくだ 1 早香
801-17 古書街を探しあぐねて暮の春 亜紀 3 らくだ・こひつじ・未貴
801-18 花吹雪人は背の順年の順 越冬こあら 5 ヤチ代・順之介・泥亀・亜紀・未貴
801-19 自転車のパンクを直し春夕焼 ヤチ代 2 未貴・ゐてふ
801-20 風光る雨女と云ふ自己紹介 順之介 3 こひつじ・ヤチ代・越冬こあら
801-21 心なし顔強張らせ新社員 ゐてふ 1 クリトン
801-22 暖かやパンダ舎前の人だかり ゐてふ 1 泥亀
801-23 チューリップの花束を買う旧市街 -
801-24 春服や電車の中の姦しき -
801-25 今宵亭白木蓮の花灯り 早香 2 こひつじ・未貴
801-26 花祭りへそ天の猫蓮ベッド -
801-27 名無しの仔猫貰い手の決まるまで こひつじ 1 クリトン
801-28 湿布薬剥がしピンクの花衣 こひつじ 2 早香・亜紀
801-29 音立てて胸より開く春日傘 泥亀 3 早香・亜紀・未貴
801-30 人体を水はめぐりてヒヤシンス らくだ 5 早香・順之介・亜紀・越冬こあら・ゐてふ
801-31 養花天紙のおもわぬ持ち重り 未貴 1 らくだ
801-32 恋を知らぬ猫わだかまる春の闇 -
801-33 舗装路のすき間にド根性スミレ 順之介 4 らくだ・ヤチ代・泥亀・クリトン
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