第 802 回 Q L D 句 会 録

開句日:令和6年4月28日
兼題:「蜂」、「春惜む」、「順」 ※「順」は無季兼題

No.  俳          句 作  者 選          者
802-01 出られずに飛んでる蜂を覗き見る -
802-02 蜜蜂の来る燈台のアカシアの花 -
802-03 飛び入りの蜂一匹に大騒ぎ らくだ 4 クリトン・ゐてふ・ヤチ代・こひつじ
802-04 順列を一々数ふ菜種梅雨 ゐてふ 2 らくだ・亜紀
802-05 春惜しむ玉子たつぷりサンドイッチ 亜紀 2 らくだ・越冬こあら
802-06 梢打つ雨眺めつつ春惜しむ クリトン 1 未貴
802-07 必殺の左ボディーや雀蜂 ゐてふ 1 順之介
802-08 足長の蜂首すくめ花の蜜 クリトン 1 泥亀
802-09 春惜む間もなく次の朝ドラマ -
802-10 春惜む老母の背ナの丸さかな 順之介 1 ゐてふ
802-11 アザレアや順番待ちの出来ぬ民 越冬こあら 3 ヤチ代・亜紀・こひつじ
802-12 順序よく青い帽子の一年生 -
802-13 躑躅咲くスナック順子のネオン哉 順之介 3 ゐてふ・ヤチ代・こひつじ
802-14 筆順に頓着しない新社員 らくだ 4 クリトン・ヤチ代・越冬こあら・泥亀
802-15 花蜂や松本楼に並ぶ午後 順之介 1 亜紀
802-16 春惜む聖尊ぶ人の群 越冬こあら 1 こひつじ
802-17 朗々と順礼歌う遍路宿 泥亀 1 未貴
802-18 春惜しむうしろふけゆく水あかり 泥亀 3 らくだ・亜紀・こひつじ
802-19 みつ蜂の地道に通ふ常の道 亜紀 3 らくだ・未貴・泥亀
802-20 百枚入り絵はがき買って春惜しむ -
802-21 手漉き紙に草書の文字や春惜しむ こひつじ 3 クリトン・越冬こあら・順之介
802-22 生涯を働き蜂でありにけり こひつじ 1 順之介
802-23 順調に見ゆフラスコのクロッカス ヤチ代 1 未貴
802-24 あいうえお順に整列若葉風 こひつじ 4 ヤチ代・越冬こあら・順之介・泥亀
802-25 紛れ込む蜂に活用語尾一覧 未貴 2 らくだ・越冬こあら
802-26 茅葺きの雨だれ順次春逝くか -
802-27 葉桜や逆転したる背の順 -
802-28 惜春や客のカップに残るティー -
802-29 集ひては病気自慢や春惜しむ ヤチ代 4 クリトン・ゐてふ・未貴・亜紀
802-30 睦まじいカップルに蜂執拗に 越冬こあら 4 クリトン・ゐてふ・順之介・泥亀
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